分析編
コンテストの概要を詳細に分析する
今回のお仕事コンでは、コンテストの概要をどう分析するかで作品の方向性が人によってかなり変わったのではないでしょうか。ほとんどここがすべてと言って過言ではないと思っています(個人的に)
それでは早速「楽しくお仕事 in 異世界」中編コンテストの応募要項を見てみましょう!
https://kakuyomu.jp/contests/kadokawabooks_isekaiworking/detail
今回のコンテストは「楽しくお仕事 in 異世界」です!
さて、ここから読み取れることは何なのか、編集部は何を求めているのか、素人なりに考えました。
まず、「楽しくお仕事」とは一体何なのか?
応募ページにこんなことが書かれておりました。
以下上のURLの引用です。
現実とは異なる世界で、楽しくお仕事をするキャラクターたちの小説を募集します!
(略)
こんな世界で働いたら、楽しそうだ。
こんな知識を仕事にしている主人公がいたら、楽しそうだ。
こういう働き方をしてみたい。
こういう仕事があったら面白いじゃないか。
こういう仲間たちと一緒に働いてみたい。
(略)
それぞれのスキルを生かし、異世界で楽しく活躍する主人公のお話をもっとたくさん読んでみたい!
これを「楽しく」と「お仕事」要素に分けてまとめると、このような感じでしょうか。
「お仕事」要素
①何か特別な知識や経験を活かして行っている仕事
②一度はみんなが思い描き、あこがれるような仕事
「楽しく」要素
①魅力的な環境で、魅力的な仲間と一緒に仕事出来ている。
②作者、一般の読者にとって、理想的な働き方を主人公ができている
③主人公がやりがいをもって働いている。
こういった要素のうちの一つ、もしくは複数が求められているのだろうなと考えました。
さらにここに「in 異世界」が入ってきます。
異世界ファンタジーの小説は現在もたくさん出てきていますが、なぜ「異世界」で「お仕事」なのか。
①現実とは違う世界なので、現代の法律や常識にとらわれず、比較的自由に物語が展開できる。(常識が違う可能性があるので、都合よく世界を作り上げることが出来る)
②その世界特有の新しい職業が存在する
③アニメの中などにしかない要素(魔法など)を取り入れることが出来る。
④現実とは違う、「異世界」だからこそ実現できる職業である。
こういったところでしょうか。まだまだ抜けている要素はあるのだろうなと思いつつ、私は今回求められているのはこのようなことなのだろうと解釈しました。もちろんこの解釈は個人のものなので、正しいかどうかはわかりませんが。
そこでこの要件に当てはまるように、どんなテーマにするかを考えていったわけです。
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