最終話 しば犬の彼とのかけがえのない生活
最後はやはり、彼のお話です。
最近は、家の中だけでも穏やかに、自信を持って暮らせるようになったしば犬の彼です。たまになにかに驚いたり、雷に震えることもありますが、今ではしっかりアイコンタクトできるようになりました。ちなみに、アイコンタクトも教えていません。ある日突然、彼に顎で指図されたり、言葉が通じるようになったのです。
そんな彼からはたくさんのことを学ばせてもらい、試行錯誤の日々でした。なんのリアクションも返してもらえなくて、焦りまくった日々のこと。お気に入りのフレーバーを知れたこと、毎日がとても愛しくて、かけがえのない日々です。
今後、彼のことを書くつもりはありません。
なぜなら彼は、もう立派なしば犬として成長できたのですから。
彼を通して、とあるユーザー様からとても可愛らしい彼のイラストを書いてもらいました。うれしくて、もったいなくて。とてもよく似ているので、不思議だなぁと思いながら、プリントアウトしてそれぞれの部屋の壁に貼ってあります。
まだまだお豆腐メンタルではありますが、ぼちぼち進んでみます。
みなさまにとって、かけがえのない日々に愛を込めて。
春川晴人でした。
読了ありがとうございます!!
完
かけがえのない日々に愛を込めて 春川晴人 @haru-to
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