『中華風ファンタジー小説』という事で、身構えてしまう方もいるかもですが……とても読みやすくて楽しいお話です!イチオシは子ぎつねちゃんですけど、登場人物皆が魅力的♪戦闘シーンにドキワクしたり、甘々シーンにキュンキュンしたり……美味しそうな食事シーンも楽しみの一つ。あなたもほっこりな旅に、出かけてみませんか?
最近主流の西洋中世風ファンタジーではなく、四神を基にしていると思われる中華風ファンタジーであるのが本作の大きな特徴です。 主人公は物語の始まりから様々な試練に見舞われますが、それでも殺伐とした雰囲気にならないのは、主人公の周囲にいるキャラ、及び作品を包む空気感が温かさに溢れているからだと思います。 万人にオススメできる作品だと思います。 是非ご一読を。
本作は中華風の世界を舞台として、突如王宮に呼び出された主人公が巫女になるように宣告されることから始まる物語です。自分の力に全く自覚のない彼女でしたが、日照りにあえぐ祖国を救うため、おばばの導きのもとオネエや弟分と一緒に旅に出ます。しかし、道中ではそれを快く思わない者たちもおり、三人の旅路は前途多難の様相を呈していたのでした。キャラクター設定は中国の四神を下敷きにしているらしく、まるで姉弟のように愉快な三人組に癒されること請け合いです。
日照り続きの国を救うために主人公・玲玲が仲間たちと旅をするという中華ファンタジー。中世ヨーロッパが舞台の異世界ファンタジーとはまさに異世界の一風変わったファンタジーです。この作品の持ち味は何と言っても『優しさに溢れた空気感』ではないでしょうか。当然、旅の途中にはトラブルも多く、避けられない事態もありますが、それでも仲間達は皆優しく玲玲を守り、玲玲もそれに応えるように頑張ります。なんともいえないほっこり感あふれるユニークな小説をお求めの方はぜひ!!
博多弁から始まるオープニング、小気味よいテンポで展開される中華風ファンタジー。緊迫するシーンもあるけれど、人々との会話や触れ合いがあったかい。ドキドキするシーンとホッとするシーンの両方が交互にやってきます。ヒロイン玲玲ちゃんと一緒に、中華の世界を旅している気分になれます。信くんかわいい!こういう世界に行ってみたいですね。四神がテーマなのも素敵だし、猫まみれシーンもあって癒されます。続きが楽しみです!
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