幻想郷伝録〜「幻異力異変」〜

園芹くれあ

第1話

これより始まりますは、命をかけたゲーム?記憶を取り戻す物語?はたまた、とある鬼の大量虐殺…

前置きは置いときまして、始めましょうか

この物語は君とって吉と出るか兇と出…(この物語は君にとって吉と出るか凶と出るか)

そ…は…どう…(それではどうぞ)


…俺は、偽と分類される者だ

偽とは、人々が創り出した空想上の生き物…例えば、鵺やぬりかべが当てはまるな

そして初めて創られた者それが俺…酒呑童子だ

まぁ、忘れ去られたが…それが原因か、力が分散してしまい異変が始まる

それが今回の最初の異変「幻異力異変」

終わりまで残り10異変位だろうか

メタい話、題名思いつかんと言うね…困ったものだ

おっと、主らの望みのストーリーが始まってないな…ふぅ、一つ質問させてくれ

お前さんらはいかなる事でもこの続きを見たいか?…

まぁ、こんな前置き長いと逆に最後まで見たいものか…正直な所これは、チートで無双とか言う生ぬるい者でも無い

なんなら胸糞悪くなる…作者が言うのもアレだがな

死んで行く奴らは必ずしも悪い奴とは決まったものでもない…全く、世の中は理不尽に溢れかえってる

そうだったな…これ以上はネタバレ…と言う奴になってしまうな

仕方ない…諦めよう

それでは、素晴らしい一時を…



「酒呑童子…テメェはいつのまにヌルくなったんだ?」

「茨木くんには言われなくないな…仮にも百鬼夜行の主を倒そうなんてさ」

「それにまた俺が怒られるんだよ?吹雪にさぁ」

「…容赦無いからな」

「あ、そっか緩い方はされた事あったね」

「…緩い?」

「うん、胴体消し飛ばしては復活させての繰り返しとか、頭だけで生きていけとか、首切り取られてるのに体に痛感のみ与えたりとか、凄いよ」

「…!?おい、酒呑童子!」

「異変だね…はぁ、迷惑かける」

「今更だろ、既にこれで六回目だ」

「今回は自立型とは違って寄生型っぽいね」

「寄生型...あれか」

「うん」

「...寄生型とはよく言ったものだな…人としての面影が完全に消えうせてやがる」

「自立型じゃないだけマシでしょ、あっちの方がフルパで殺しにくるから…」

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