どうでもいい日記

8月12日 慶応高校甲子園出場

　ついに慶応高校が甲子園に出場。この夏の高校野球は野球に関心のない人達も興味を持ったのであろう。ついでに早稲田の高校も甲子園に出場してもらって、決勝戦で戦ってもらえれば……ここまで行くと、もうファンタジーの世界になってしまうかもしれない。

　私は中学生の時、慶応の中学校と公式試合ではなくプライベートな野球の練習試合をさせてもらったことがあるため、特に思い入れがあるのだ。私が行っていた中学校は私立中学校ではあったが、平均的な成績を小学校でとっていれば誰で、入れてもらえた中学校であった。実際、私の小学校の成績は、２と３ばかりでたまに４がもらえたくらいであった。こういう中学校が慶応という中学校とプライベートでしかも慶応のキャンパスの中にある野球場で試合をさせてもらえたのであった。

　神奈川県の日吉にある慶応普通部中学校であった。ある日私たちの中学野球部が慶応の中学校と練習試合をしたいということになった。そのため申込用紙を提出することになった。当時私は野球部のマネージャーをしていたためそれが私の仕事であった。私は申込用紙をもって一人で慶応に行くことになった。しかし私は慶応という学校には今まで行ったことがなかったためどこにあるのかわからなかった。慶応という学校に行ったのはこの時が初めてであった。

　試合は慶応のグランドでさせてもらえることができた。慶応大学野球部のユニホームはすごく有名であのグレーのユニホームである。中学野球部のユニホームも全く同じであった。この慶応のグレーのユニホームはテレビでしか見たことがなかったため、本物を目の前で見ることができたときは実に感激であった。

　試合の結果はもちろん私たちの負けであった。しかもコールド負けであった。やはり慶応という学校は昔から野球も強いようである。学力の優秀さだけではなく、こういう甲子園にも出場できる学校が私たちの相手をしていただけたことはとても名誉なことであった。　　　つづく