項羽、彭城に漢軍を撃つ ー彭城の戦いー
漢の二年、漢軍は東へいき楚を擊ちました、使いをして趙に告げさせ、ともに行動しようとしました。
「漢が
ここに漢王は人の張耳に類する(似ている)ものを求めてこれを斬り、その頭を持たせて陳餘につかわしました。 陳餘はそこで兵をつかわして漢を助けました。
さて、
夏、四月、榮の子・
漢王はおっしゃいました
「彭將軍は魏の地をおさめて十餘城をえている(項羽は梁(魏)、楚をあわせて王となっており、魏王・豹は河東に徙って、西魏王と号しています、今、彭越のくだすところの外黃の十餘城は、皆な梁の地だったとのことです)、急ぎ魏ののちの子孫を立てようとおもう。今、西魏王・豹は、真の魏の後である。」
そして彭越を拜して魏の
漢王はついに
項羽はこのことを聞き、諸將をして齊を擊たせて、そしてみずから精兵・三萬人をひきいて南へいき、
漢軍はみな走り、それぞれつれだって
漢の卒はみな南に山へ走り、楚はまた追擊して
漢軍はしりぞき、楚のおすところとなり、漢の卒・十餘萬人はみな睢水に入り、水は漢の卒のために流れないほどでした。漢王を囲むこと三
ここに大風が西北より起こり、木を折り、屋を
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