漢王、漢中へいく、齊に反乱の火あがる
先に述べたように、夏、四月、諸侯は
良はそこで漢王に說いて申しました。
「王はどうして過ぎるところの棧道を
そこで良をして還らしめました。行くごとに、棧道を燒絕しました。
ちなみに注によると、
さて
五月、田榮は兵を発して田都をふせぎ、擊ちましたので、田都は楚へにげ走りました。
田榮は齊王・市を留めて、膠東にゆかしめませんでした。
田市は項羽をおそれ、ひそかに
田榮は怒り、六月、追って田市を
この時、
秋、七月、彭越は濟北王・
項羽は
さて
「張耳は餘と功は等しいのである。今、張耳は王となり、餘はひとり侯である、これは項羽は平らか(公平)でない。」
そしてひそかに
「項羽は天下の宰となったのに、平らか(公平)でありません。今、ことごとくもとの王を醜地(悪い土地)に王としています、そしてその群臣・諸將を善地に王とし、その故主(もとの主君)・趙王を
大王は兵を起され、かつ不義をゆるされないと聞きます、願わくば大王よ、餘に兵をたすけられよ、それらで常山(張耳)を擊つことを請います、そして趙王を復し、國をもって
齊王はこれを許し、そこで兵をつかわして趙にゆかせ、陳餘にしたがわせました。
さて項羽は張良が漢王にしたがい、韓王・
これは先に述べたところですが、重ねて記しておきます、『通鑑』ではここに記述があります。
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