諸軍、鉅鹿城(趙)の救援に至る、張耳と陳餘
十二月、
楚の
ともかく沛公はその軍、四千餘人を奪い、その軍をあわせました。魏の將・
もとの齊王・
甬道とは両側に垣を築いて敵の攻撃を防いだもののようです。
王離の兵は食が多くなり、急ぎ
鉅鹿城の中は、食はつき、兵は少く、
数カ月がたちました。張耳はおおいに怒り、陳餘をうらみ、
「はじめ吾れ(張耳)は公(陳餘)と
今、王と耳(張耳)とは
仮にも必ず信頼があるのなら、どうして秦軍に
張耳は陳餘を激しくなじったわけです。
陳餘は申しました。
「吾はすすめば
かつ餘(陳餘)のともに死なない理由は、趙王、張君のために秦に報復しようとしているのだ。今、必ずともに死ねば、肉を
しかし使者の
張黶、陳澤は申しました。
「事はすでに急であります。ともに死んで信を立てるべきです。どうして後の
陳餘は申しました。
「吾は死を考えるに無益だとおもう。必ず公らは言ったとおりにしてはどうか。」
陳餘はそして黶、澤に五千人を
この時にあたり、齊の師(軍)、燕の師(軍)とも、みなきたりて趙を救いました。
ですがみな、陳餘のかたわらに
しかし、鉅鹿城に、決戦が迫ります。
項羽がやってきたのです。
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