ep.070 死刑宣告

 殺戮人形を退けることに特殊諜報部隊と第七七中隊が失敗して、三週間が経った。


 重症かと思われたアルバは予想に反して、いつも通り元気すぎるくらいにピンピンしている。ライの怪我は切り傷が少しと関節をわずかに傷めただけだったので、とっくに普段の動きを取り戻していた。


「もうみんな元気みたいでよかった……」


 リュエルは呟いて、机に頬をつける。と、その拍子に積み上げていた資料の山がどしゃどしゃと雪崩を起こした。


「……ふぇえ」


 情けない悲鳴をひとつ。それから、頭を資料の山から引き抜いて、椅子から立ち上がる。


 現在紙山に侵されている執務机の前には、大きなテーブルが置いてある。その上で、色つきの画鋲で磔になった地図がぐったりとしていた。最初はすっからかんだった部屋も、リュエルが仕事をしていくうちに物が増えて狭くなった。多すぎる書物が一番問題なのだけれども。


 床にも積んである本を踏まないように気をつけて、散らばった紙を拾っていく。ライにぶちまけた紙を拾うのを手伝ってもらったこともあったな、となんとなく思い出して唇を綻ばせた。


 あの時から、色々なことが変わった。


 ナタリアがやって来たり、ライが左腕を失って義手になったり、ルカが帝国の密偵であることがわかって一悶着あったり……。


 けれど、たぶん。一番変わったのはリュエルなのだろう。


“記録係”というリュエルの知らないリュエルがいた。……らしい。色々なことを知っていそうなルカには結局聞けないままで、けれど、確かにあったものが消えてしまったのだけは分かる。誰かがずっと傍に居たことはずっと前から知っていた。


 彼女が居なくなって、はじめて目を覚ましたとき、なぜか涙がこぼれたことを憶えている。大事なものを失くしたのだと心がたぶん知ったのだ。


『リュエル・ミレット。そなたは妾と同じ場所に立つのが相応しい』


 車椅子に腰掛けた幼女が、泣いていたあの日のリュエルに手を差し出し、リュエルはその小さな手を取った。いいや、取らされた。知恵を司る女神の名を戴く彼女の目は、決して笑ってはいなかった。だって、手を取らなければ、斬り捨てようと言わんばかりの目をしていたから。


 そうして、リュエルは魔女の弟子になった。同時に、自由を失って。


 牢獄みたいな病院の一角に押し込められて、人に直接会うことも許されなくて。治療に来ていたエルザもいつの間にか来なくなった。そして代わりに、戦場のデータがひっきりなしに送られてくるようになった。


 計算は得意だ。データを読んで正しく解を導けば、戦を制すことだってできる。敵よりも多くの数を集めれば、基本それでいい。


 でも、その数は何の数だ。


 ──人の命の数だ。


 知りながら、より効率的に多くを殺す作戦を立てた。そうでなくば、ソフィアはリュエルを許さない。


 けれど、それはなぜ?


 それに、リュエルを隠す必要がどこにあるというのだろう。


 ひとたび疑念を抱けば、もうソフィアを信用することなどできなかった。だから、ルカを呼んでみた。牢獄の扉を少しだけ開けて、気づいてくれたらいいなと期待をして。本当にルカがこの部屋まで来てくれたときは、心の底から嬉しかったのだ。ライではなくてルカを選んだのは、深い眠りの中で何度も『センパイ』と呼ばれたような気がしたから。


「……」


 紙を拾い集め終わると、リュエルは山を分割して置くことにした。同じ轍は踏まないように、これ大事。そうして一息ついた頃、部屋の扉がギイッと開いた。


「センパイ」


 頬が緩んでしまうのを隠すためにまだ扉の方は見なかった。


「なに、ルカ?」


「センパイ、《智恵の魔女ミネルヴァ》から特殊諜報部隊に任務が下りたっす」


「……どういう任務なの?」


「再び殺戮人形の撃退をしろだそうっす」


 ルカが言い終えるよりも先にリュエルは立ち上がっていた。


「場所は? 時間は? 単独任務?」


「センパイからそんなに近づいてくれるなんて嬉しいっすね」


 思わず詰め寄ってしまい、ルカにぶつかってしまいそうになっていた。急に恥ずかしくなって、リュエルは赤面する。


「ぁ……、ごめん、つい」


 ルカが悪戯っぽく笑って、リュエルの腰に手を回す。離れかけた距離がまた詰まった。


「場所はレーヌエルベとシャデンの中間地点のガロンで、作戦開始は明後日っす。単独任務だって聞いてるっすよ」


 リュエルは顎に手を当てて考える。リュエルが嫌がらないのをいいことに、ルカはリュエルを抱く手を解かない。


「……時期も、場所も、妥当だけど」


 単独任務というのが引っかかる。共同作戦が失敗に終わった今、数の少ない特殊諜報部隊だけを派遣するだろうか。


「前回、確かに隊長は殺戮人形を仕留めきれなかったっす。それで、殺戮人形は人の多い第七七中隊を襲って戦線が混乱したっす。だから、むしろ少人数で仕掛けた方が弱みを作らずに立ち回れる……かも?」


「間違っては、ないね……」


 なおもまだ考えているリュエルから、ルカは名残惜しそうに腕を解いた。死んだ魚のような黒い瞳を細め、リュエルの髪を掬う。


「もうすぐでここを発つっす」


 時間はリュエルが答えを出すまで待ってはくれないようだった。ルカの指先が離れていく感覚がした。


「……気をつけて、お願い」


 離れていく指先を両手で捕まえる。にやっと八重歯を見せてルカが笑った。


「うん、頑張ってくるっすよ、センパイ」


 ギイッ、と部屋に入ってきた時と同じ音を響かせて、ルカの後ろ姿が扉の向こうに消えて行く。しんと静まり返った部屋の中でリュエルは溜息をついた。


「……殺戮人形に少佐が与えた傷はそれなりに深いものだったし、その後の戦闘で血をかなり失ったはず。殺戮人形の回復速度を考えると再度出撃が可能になるのは二週間後くらい。だから、三週間経った今、再び戦端が開かれるのは何も不思議なことじゃない。でも、単独任務なのはやっぱり──」


 変だ。


 リュエルは銀縁の眼鏡を押し上げ、執務机上の通信機に手を伸ばす。遠くから指示を出すリュエルのためにソフィアが用意した最新式の通信機だ。普段はソフィアからの通信傍受は当たり前と、気にせずに使っている。けれど、唯一、ソフィアからの通信傍受を気にして、通常通信にノイズを混ぜた暗号を使っている連絡先がある。暗号というのは、聞くだけではただの指示なのだが、ノイズ部分の周期を組めば違う意味になるようリュエルが独自に作ったものだった。


 慎重に慎重を重ねてきたけれど、今はもう時間がない。そして、恐らく今から犯す危険にはその価値がある。意を決してリュエルは通信機を作動させた。


「《無名の魔術師アンシャントゥール》です」


 どくりどくりと心臓が跳ねている。唇を噛んで待てば、通信機の向こう側で誰かが口を開く気配があった。


『慎重なきみにしては、珍しいね……。この回線は、もう二度と使えなくなると知っての行動かな?』


 落ち着いた声の持ち主は、気だるげな口調に反して厳しい言葉を投げかける。


「はい。分かっています。ですが、今は、なりふり構ってはいられないんです。だから、こうして直接お伺いしたくて連絡しました、……執行機関のシドさん」


 くすりと男が笑う。いつからかリュエルに情報提供をするようになった彼。会ったことはないけれど、シドから受け取る情報に間違いはなかった。なぜ情報を自分に流してくれるのか、と一度尋ねたことがある。すると、そうでなければバランスが取れないだろう、とシドはフワフワとした返答をしたのだった。


『その覚悟があるのなら、ぼくはそれで構わないよ』


 リュエルは通信機を握る手を震わせて、口を開いた。


「では単刀直入にお伺いします。殺戮人形は、今、健在ですか?」


『さすが、きみは鋭いね。でも、その賢さはきみを殺すかもしれない。それでも、聞くかい?』


「はい。詳しくお願いします。いつ、どこで、誰が、殺戮人形を葬ったのか」


 シドの返答から、殺戮人形がとうに亡いことはすぐに分かった。


『先週のことだよ。場所は今回特殊諜報部隊に与えられた任務と同じ場所で、彼を殺したのはそう──』


 恍惚とした色が声を彩る。


『《死天使ヘルエンジェル》だ』


「……そうですか」


『驚かないんだね』


「はい。初めから、そのつもりでしたから」


 殺戮人形を殺すことができなければ、共和国軍はナタリアの鎖を解かねばならない。これはリュエルなりの保険だった。


『そうだね。きみが、殺戮人形を共和国に送り込んだから……。ナタリアを引きずり出すまでに必要だった命の数は、必要かな?』


「……っ」


 切れてしまうほどに唇を噛み締めた。じわりと滲む鉄錆の味を呑み込んで、挑発に揺らいだ心を殺す。


「いえ、結構です。私が欲しいのは《智恵の魔女ミネルヴァ》の行動についての情報です」


 殺戮人形がとうに死んでいることをソフィアは知っているのか。もしも知っているとしたら、今回の任務の目的は何だ。


「……閣下は、どうして、私に今回の任務の話をなさらなかったんだろう」


 ぽろりと呟いた瞬間、リュエルの頭の中でバラバラだったパズルのピースがはまりかける感覚があった。その感触を手放さないよう疑問をすぐに言葉にする。


「シドさん、閣下が最後に出席した軍議で決定された内容は分かりますか?」


 シドが微笑んだ、ような気がした。


『いい質問だね。あの軍議で決定された事項はたったひとつだよ』


 ──ライ・ミドラス少佐の抹殺。


 ぐらりと足元が揺れたように思えて、リュエルはたたらを踏んだ。


「なら、この任務は……、少佐を、処分するための罠」


『その可能性が高いだろうね。軍はナタリアを手に入れてしまったから……』


 シドの眠たげな声音は変わらない。色を帯びるのはナタリアの名を呼ぶときだけ。その時だけ、シドの声は蕩けるように甘くなる。


「……何を理由に、その決定が下されたんですか……?」


『ソフィアが提出したのは、特務部隊や使徒化計画に干渉してはならない、という命令をライ・ミドラスが破ったことを示すものだよ。具体的には、軍本部の特務にのみ許された区域に、ライ・ミドラスが侵入したという証拠映像だね。元々、命令違反を重ねていたライ・ミドラスのことだから、明確な証拠を得たことでお偉方は彼の処分に踏ん切りがついた、ということになるかな』


「アルバス・カストル大尉については何かありましたか?」


『ぼくが、確認している限り、ソフィアが提示した証拠はあくまでライ・ミドラスに関わるものだけだったよ』


 軍本部にひとりでライが乗り込んで行ったあの時、ライの無茶な行動を止めるためにアルバがライを止めたのではなかったか。なら、なぜ、その時の様子が証拠として提示されたにも関わらず、アルバへの言及が全くないのか。


 ……そもそも、どうして、アルバは、もっと早くライを止めなかった?


 元暗殺人形のライの行動を追うためには、ある程度近づいての追跡が肝要なはず。その距離にありながら、……まるで証拠をソフィアが確保するのを待ってからライを止めたみたいだ。背中に氷水を流し込まれたような錯覚に息が詰まる。


「私は、……大きな読み落としをしてたんだ」


 もしも、リュエルの予想が正しければ、事態は最悪を行く。


「教えてください。ナタリアは、まだ、外にいますか?」


 ナタリアの鎖を解く権限を持つのは特務部隊だ。そして、特務部隊を動かすことができるのはディエゴ・マクハティン。ソフィアとディエゴの仲が決してよくないものであることをリュエルは知っている。ならば、ソフィアはナタリアの位置を正確には把握していないはず。


 ぱちぱちと気だるげな拍手がリュエルの耳元で弾けた。


『おめでとう。きみは、ちゃんと間に合った。ナタリアへの帰還命令にはぼくが細工しておいたんだ。ほんのちょっとの時間稼ぎ。今日がそのデッドラインだったんだよ。明日、ぼくに連絡をしていたら、きみはたぶん手遅れだった。ナタリアは再び鎖に繋がれて、放たれている刺客に対する有効手段を失っていたはずだよ』


 でも、間に合わせることができるかはきみの腕次第だ。健闘を祈るよ。


「……ありがとうございました」


 リュエルの礼を待たずに通信機は沈黙した。リュエルは銀縁の眼鏡を押し上げ、深く息を吐き出す。静寂を取り戻した室内は妙に肌寒く思えて、身体を震わせた。


 ソフィアにはすぐに勘づかれるはずだ。時間はない。わかっている。


「これは、私の甘さが招いたこと……」


 無意識に身内を疑いの対象から外し、無条件に信じた。その甘さが、ライを殺すのだ。


 刺客は初めから、放たれていた。


 考えれば、当たり前のこと。帝国の最高の兵器として生み出された存在を軍が野放しにしておくはずがない。


 それでも、必ず間に合わせてみせる。


 リュエルは壁に掛けていた軍服を手に取った。袖に腕を通し、ベルトを締めて、そして銀色に輝く階級章を胸につける。階級章はリュエルの胸でしゃらんと涼やかな音を立てた。コートを掴んで歩き出す。


 決して出てはならないと言われていた部屋を、病院を、後にして。鳥籠の鍵を壊して、その先へ。




 ──これは、ソフィアとの決別だ。





 ***





 ライは白い息を吐いて灰色の空を見上げた。てんてんと続いていた足跡は風に乱されて均されていく。


 再びの殺戮人形迎撃命令。今度こそ、確実にあの幼い少年を殺すのだ。そう固く誓って、風雪の支配する銀世界にやって来た。前と同じように汽車を乗り継いで、レーヌエルベに到着。一晩休んで、作戦開始地点を目指してシャデンの方角へ足を進めた。元は雪上走行が可能な車で雪原を移動していたのだが、途中で動かなくなってしまったため徒歩に切り替えたのだ。


「アルバ、そろそろ目的地に着く頃かな?」


「そだな。てゆーか、俺、めっちゃ寒くて死にそう……」


 ずびずびと鼻をすするアルバにライは苦笑する。けれど、確かに今日はいつもよりも寒かった。身体の髄まで凍りついてしまいそう。帝国から離れてから、もう五年くらい経つ。帝国の厳しい寒さをライの身体は忘れかけてしまっていた。


「寒いときはストレッチでもして血流を良くするのが大事よ」


 へっくし。エルザへの返事の代わりにルカがくしゃみをした。


「……んー、そろそろ村に着く頃っすかー?」


 レーヌエルベとシャデンの中間地点には、ガロンという名の村がある。そこを作戦の拠点にするようソフィアからは言われている。移動距離を鑑みれば、じきに見えるはず。


 風が鳴いている。口笛のような高くて掠れた音。聞いているだけで身体を震わせてしまうくらいの寒さを風は歌う。


「隊長、変な音が聞こえるっす」


「どんな音だ、ルカ?」


 耳当てを取って、冷風の中でルカは耳を澄ます。冷たさによる痛みを堪えて目を閉じる。風向きが変わると、微かに聞こえていた音が不意に鮮明になった。


「……何かが燃える音」


 ちらちらと降っていた細雪が止んで、風は凪ぐ。霞むようだった視界が急に開けた。


「火事よ! ガロンが燃えてる!」


 ガロンの姿はもう見えていた。灰色の煙が細く長く昇っている。家屋は既に壊れ果て、焦げた木材ばかりが覗いていた。エルザは駆け出して、くすぶる残骸の中で人を探す。ライも後に続いてみたけれど、人の気配はもうとっくに喪われていた。


「なんで、こんな……」


 氷のように冷たくなった少女の身体の傍にエルザが膝を着く。火傷を負った者も、切り傷を負った者も、そうでない者も、ここでは誰もが等しく雪と同じ温度になっていた。


「火を放つのは、殺戮人形のやり方じゃないな」


「別口ってことっすかね……」


 アルバとルカの二人とライは村を歩いた。立派な木造りの門扉でさえも、何もかもが崩れ落ちて煤けている。村中を歩き回って元の位置に戻るまで、やはり生存者の確認はできなかった。


「閣下に連絡して撤退しましょう。さすがに補給もないのに殺戮人形とやり合うのは不可能よ」


 広場に独りでぽつんと立っていたエルザの発言は合理的だった。ソフィアも否とは言わないだろう、とライは頷く。これ以上、作戦を続けても戦闘能力の低下した状態で殺戮人形に勝てるべくもない。


「時間に、なっちゃったな」


 灰色の空を見上げてアルバが呟いた。ルカがぴくりと肩を跳ねさせる。その理由を聞くまでもなく、ライも同じ気配を感じ取った。


 白い仮面がライたちを見ている。そうして、ぐるりと周囲を白い仮面の兵士たちに囲まれていると知った。気づくのに遅れたのは、雪が気配を隠しただけでなく、彼らの兵士としての練度が高いからだ。


「特務……!」


 端から話し合うつもりも警告をするつもりもないらしい。特務に支給されている一世代先の銃がライたちに向けられる。


 すっと、ライの藍の瞳から温度という温度が消えた。狩られる前に、狩る。それが戦場を支配する道理だ。


「アルバ、ルカ、エルザ、突破するぞ。アルバは俺の援護を頼む」


 背中は任せる、といつものように信頼を預ける。背後で頷く気配がしたのはいつもと同じ──だったのに。


「ああ、任されたよ」


 乾き切った銃声が高く、遠く、響く。


「え……」


 鮮血が飛び散って、薄らと雪の積もった地面を汚す。ライの膝から力が抜ける。地面に片膝をついて、胸に手を当てればべったりと手袋に血がついた。


「がはっ」


 堪らずに血を吐き出した。焼けるような痛みが身体を駆け巡る。あの瞬間、本能に従ってほんの僅かに身体を動かしていなければ、ライの心臓は確実に撃ち抜かれていただろう。


 ルカとエルザが崩れ落ちるのが後ろ目に見えた。ライの中で何かが沸騰する。熱くて、冷たくて、こころの中ががらんどうになっていく。


 こんな、感情ものは、知らない。


 焼き切れそうな思考回路を無理矢理稼働させる。なぜ、なぜ、なぜ。わからない、わからない、わかりたくない。


「流石だな、暗殺人形。これを避けるんだから、すごいよ」


 血をこぼしながら立ち上がったライに向かって、アルバが酷薄に嗤う。凍えた碧眼がライを映す。でも、とアルバの唇が言葉を紡ぐのが霞んで見えた。







 ──俺のために、ここで死んでくれ。





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