子供の頃、テレビで一年に一度必ず「中国残留孤児」のニュースをやってた。20歳の頃、山崎豊子さんの小説「大地の子」の日中合作ドラマを見た。そして今、この作品を読んだ。人の運命は本当に紙一重だなと、改めて生きてることに感謝ですね。
けいこさん、一言で言い表せないほどご苦労された人生だったと思いますが、いま元気でいらっしゃることが、何よりです。
作者からの返信
isaovege様
ありがとうございます
ご指摘通りです。
私も「大地の子」をテレビで見た事があります
けい子さんの手記からは、山崎豊子さんとは違った生々しい真実が
語られてて
思わず小説化したのです
この経験は多くの人にしってもらいたい
isaovege様にもしっかりと伝わり、けい子様は喜んでられると思います
編集済
私の知り合いにも満州からのひきあげた人がいました。満州では商売をしていてとても裕福に過ごしていて、趣味の狩りのために猟犬も何匹か飼っていて……そして戦争に負けて引き上げる時に、その一家が乗った電車をその大事に飼っていた犬たちがいつまでもいつまでも追いかけてきたそうで、その光景が今でも悲しく忘れられない、と言っていました。今その人も90歳になりました。
けいこさんに「素敵で貴重なお話をありがとうございました」とお伝え下さいね。
赤ちゃんだった弟さんが無事だったのは本当に素晴らしく、そして迎えに行ったお父さんも素晴らしいですね。その中国人の方達が良い方たちで良かったですね。
でも当時本当にそういう親切な中国人はとても多かったと、やはりその知り合いからも聞きました。
追記
お返事をどのように書けばいいかわからず、追記という形での返信とさせていただきますが、もしかしたら「猟犬が追いかけてきた」と誤解されたかもしれないので付け足しです。
その「猟犬」は可愛がっていた愛犬達で、家族に置いていかれるのが悲しくて、列車に乗った家族を走ってどこまでも追いかけてきたのだそうで、その人の両親が人間以上に動物を可愛がる大変な愛犬家だったため、家族皆がそれを見てどこまでも列車から離れず追ってくる犬の姿と嘆くお母さんの姿が可哀想で、忘れられない光景だったそうです。
でもそのときは人間でも生きるか死ぬかわからず、犬達のことはどうしょうもしてあげられなかったんですよね。戦争とは本当に罪深いものですね。
作者からの返信
そうでしたか。もう言葉もありません
猟犬が追いかけてきた。今まで、普通に暮らしていた
いや、夢を追いかけてきた人たちが、犬にも現実にも追われて
日本に戻らねばならなくなる
弟さんは、本当にお父さん頑張ったと思います。そして、本編には乗せなかったのですが、けい子さんは、その中国人に何度も何度も、感謝、有難うと記載してました
伽羅様の優しいお心を必ず伝えます。
最後まで読んで頂き本当にありがとうございました!