第5話 桜の下で

 あれからしばらくが立った。

今日は桜が満開となった。

そのため、僕は中学校の制服(詰襟)で写真を撮ることにした。

僕は、中学校の制服の箱を開けた。

 そして、その制服を着て写真を撮影した。

 しかし、僕は何かが物足りなかった。

 そして、僕は家に帰って、姉の部屋に行った。ちなみに、姉は遠くの大学に行くために引っ越してしまった。

そのため、姉の部屋の中は何もなかった。

 僕は姉の部屋のクローゼットのを開けた。

すると、僕がさっき開けた箱と同じくらいの大きさの箱があった。

 僕はその箱を丁寧に開けた。

すると中には姉の制服が入っていた。卒業式に貸してくれた制服だった。

そして、その制服の上に紙切れが入っていた。それは、僕への手紙だった。


 渉君


 私の気持ちに気づいてくれてありがとう。

私、渉君に何かをプレゼントしたいな~と思ったんだ。

そして、私が使っていたものをあげたいと思ったの。

だから、3年間ともに過ごした制服をあげようと思ったの。

だから、もしよかったらこの制服で私のことを思い出してね。


最後に、今までありがとう。


          美由紀


 僕はこの手紙を見て嬉しかった。

 それから僕はすぐに姉の制服を着て、外の桜の下で写真を撮った。


(完)

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姉の高校の制服で卒業式 くわがた @kuwagata7690

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