おまけ:後輩君への誕生日プレゼント


「綾音さん、来ましたよー」


 昨日いきなり俺は土屋先輩、いや、俺の彼女である綾音さんから自宅にきてほしいと言われた。何かあるのかと聞いても綾音さんは何も答えてくれず、何かサプライズがあるっぽい。


 一体何をしてくれるんだろう。サプライズがあるってなんとなく察してはいるけど、綾音さんがしてくれることならきっと俺はどんなことでも嬉しい。ああ、楽しみだなぁ……。


「あれ、綾音さーん? 返事が返ってこないな……ん?」


【私の部屋に来てほしいな! ちなみにちーちゃんはいないよ!!!】


 どうやら部屋で何か準備しているみたいで、ラインに連絡がきた。ちひろさんいないのか……あ、わかった。これ絶対アレだ。きっとこのタイミングを見計らったんだろう。よし、行こう。


「綾音さん、開けますよー」


 階段を上っていき、綾音さんの部屋のドアをノックする。すると「いいよー嘉人君!」って部屋から返事がきた。そして俺がドアを開けると……


「お誕生日おめでとう、嘉人くん!!! ちゅーっ!!!」


「う、うわぁ綾音さん!?」


 扉を開けた瞬間、綾音さんがぎゅーっと俺のことを抱きしめて軽くキスをしてきた。あ、アレ……あ、そうだ。今日は俺の誕生日だったじゃん。綾音さん、俺の誕生日をお祝いするために今日呼んでくれたんだ。


「いやー、嘉人くん顔真っ赤にしちゃってー。キスぐらいいっぱいしてきたじゃーん」


「そ、そりゃ綾音さんとキスするのが嬉しいから……」


「もう、嘉人くんは嬉しいことばっかり言ってくれるなぁ〜。でも! 今日は私が嘉人くんを喜ばす番だよ! これ、プレゼント!」


「あ、ありがとうございます! こ、これ、俺がずっと欲しかったゲームの最新シリーズだ!!!」


「カタリナさんから嘉人くんの好きなゲーム聞いて買ったんだ〜。この前嘉人くんにさりげなく持ってるか聞いた時にお金なくて買えないって言ってたし!」


「そ、そういえば……。め、めっちゃ嬉しいです、ありがとうございます!」


「よかったぁ、喜んでもらえて! でもね、もちろんこれだけじゃないんだなーふふふ」


「え? え……ええ!?」


 ニマニマと笑いながら、綾音さんはいきなり服を脱ぎ出す。すると服の下にはなんと、赤いリボンが局部を隠すように結ばれていて……い、いや、綾音さんのおっぱいがでかすぎて隠しきれてないけど。や、やばい、く、クソエロい!


「もう一つのプレゼントはね……わ・た・し♡ 嘉人くん、いーっぱい堪能してね♪」


「あ、綾音さん!!!」


「きゃー嘉人きゅーん!!!」


 この後、俺たちはとことん楽しみ抜いた。それはもう、枯れ果てるまでめちゃくちゃ……ね。


———

おまけの短編です。遅くなってすみません。


新作を投稿しました、そちらもよろしくお願いします!


「【超逸材】清楚路線を目指していた新人女性ダンジョン配信者さん、自身の溢れ出る戦闘能力が隠しきれず、踏破不可能と言われた難関ダンジョンを次々と攻略していってしまう」

https://kakuyomu.jp/works/16817330654731272436

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バイト先の可愛い先輩に子供扱いされているので、見栄張って帰り際に先輩の前で使う予定がない0.01mmのアレ買ってみた。すると翌日からどうも先輩の様子がおかしい 倉敷紺 @tomogainai

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