夜の半月、解離された悲しい君との絆ーー。

解離性障害の私も過去に別人格がいました。
彼が暴走すると、私自身も暴走しそうで、止められなかった今に転落し、過去へ引き戻されそうになったあの感覚、痛烈な吐き気、鈍い音を鳴らす眩暈、あの時の記憶はまだ、私の心の湖底に残っているんだ、と思えました。

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