応援コメント

第42話 昇天」への応援コメント

  • 熊蔵が、こうなりましたか!
    昇天のタイトルをかっさらって、最後をしめてゆきました。
    雉女が昇天するまで描かれるのかと、てっきり思いました。

    すごい物語を読みました。
    読むほうも胆力がいるし、書き手もそうとうに胆力がいる、と思わされた物語でした。

    静御前、そして、雉女の生き様に、胸がつまるような苦しみを覚え、とても濃い読書体験となりました。ありがとうございました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。

    我が家の近くに、女型の道祖神があるのです。それがどうして造られたのか、何の記録も伝説もありません。
    もともとは、その道祖神がつくられた経緯を妄想したのが始まりでした。
    ここまで静御前が来たなら……。この物語のような展開もあったのではないか?
    夢物語だからこそ、私の中で静は強いのです。
    最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

  • 久しぶりに、いい物語を読ませていただきました。ありがとうございました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。

    こちらこそ、最後まで読んでいただき、嬉しいです。
    これからも、よろしくお願いします。


  • 編集済


    「知っただけでは足らんのだ」
    「はい。信じます」
    「いや、実践するのだ。……何事も実践しなければ意味がない」

    そのことを実感し知るか、見ないか。
    生きている人の違いにあるのだよと、メッセージされているように感じ
    力をもらった気持ちです。

    戦いに腐る田畑や削り取られる人たちが何とか生き延びる土の上を
    いつまでも死体も踏み砕いていく戦、男たち
    その流れに男たちに翻弄され汚されるように見える雉女———静が
    誰よりも強く時代を
    白鷺のように清廉に見つめて、生きていて
    やはり、美しかったです。

    心にのこる小説をありがとうございました。
    本棚に並べたいです。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。

    我が家の近くに女性型の道祖神があります。そこに昔はおそらく遊女が参拝していたそうです。その道祖神はどういったものだろう? そうしたところから遊女に頼られる静を創作しました。
    義経に愛されたというだけでなく、最後は自分の足でしっかり立った静の姿を。

    心にのこる、と言っていただき、とても嬉しいです。

    今後とも、御贔屓に、よろしくお願いいたします。

  • 何とも物悲しいラストでした。
    いや、悲しいのは嫌いではありません。
    この時代、祇園精舎の鐘の声が響いていた時代、悲しさ、虚しさこそが、うつくしく思えますから。

    面白かったです。

    お疲れ様でした。

    ではではノシ

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。励みになります。
    今後も、よろしくお願いします。