米子と夜叉鬼への応援コメント
山田様のところから来ました。
次の辛口居酒屋お題ということで、予習です。
まだ日本が一つになっていない時代の物語かなと思いました。
中央(京)にいる人々と、ここ秋田で鬼と呼ばれる人々は何か人種が違いそう。
蝦夷=アイヌ、とシンプルに捉えてよいのか分かりませんが、ファンタジックな伝承として受け継がれている中に、
本当に歴史が潜んでいそう。
米子の父が越前から来たというのが、それを示しているのかな、と。
北海道というと開拓民の歴史のイメージですが、実は東北も時代をさかのぼれば同じような歴史があるのかも。
そして機織りなどは、開拓民によってもたらされた技術だと。
物語として読むと、米子と夜叉鬼の間に芽生えた愛がとてもよかったです。
米子が強いヒロインなのも好き。
最終的には白石善五郎が真の歴史を語り継いでいくラストも胸が熱くなります。
作者からの返信
越前の部分は創作ですがそれ以外は原作を壊さないようにしています。米子は強いですねよね。原作でも長身の女性ですのでそういうキャラにしました。ラストもモチロン創作ですが、そうなって欲しいという筆者の願いです。
本当に拙著をお読み下さいましてありかとございました!
米子と夜叉鬼への応援コメント
企画から来ました
楽しく読ませていただきました
こういう鬼でなくて角が有るだけの人としてのイメージでも、虐げられた者たちの悲哀は出るのではないでしょうか。
人身売買の記述も当時の身売りには、売られる子供を含めて全員の延命という側面も有りました。
(人買いは最低限の命の保証はするからです)
そう言う部分も掘り下げてみればもっと面白くなると思います。
作者からの返信
なるほど……。
※いろいろ考えましたが「米子と夜叉鬼」は元伝承に人さらいする鬼とあるので延命だとしてもそれは当時の蝦夷人を助ける意味でもあると思うので記述を変えるのは難しいと判断しました。夜叉鬼は秋田側から見たら英雄の側なんで。
元伝承・解説への応援コメント
どうもです。
自主企画に参加いただき、ありがとうございました。
なんとも言えない重厚な物語でしたね。
視点が変われば、「鬼」というものを色々と考えさせられます。
参考資料があると、リアリティが出て来るもんですね。
面白いストーリーをありがとうございました!
作者からの返信
ありがとうございます!