正直な話、最初の2ページぐらいまでは、「細やかな事が世界の中心となってしまう繊細すぎる子供を異端の者が救う、よくある話」と侮って読んでいました。ごめんなさい。しかしながら、縁というものを深く描き始めてからは、二人の関係、それぞれの人間性が凄く面白い形になっているなと驚いて、最後まで読まさせてもらいました。結末、ここからの物語の続きも気になる作品です。