第99話 任せる

 ま、端的に言えば


「カクヨムを楽しめ!」


「生きることに喜びを!!」


 って、ことで。


 正直、ギリギリの精神状態でした。


 コロナにかかり、それがどうやら治まって。

 去年末は駆け込みで大掃除。

 年始はゆっくりしようとそれを胸に。


 元日朝の初詣。

「心にゆとりを」

 それでもって今年もあれこれあったとしても、変化にもそれで耐えようと、目標より抱負として神さまにお祈りしてきました。


 それが……。


 地震があって、心揺らされまくり。


 揺さぶられる。


 これも一つのキーワード。


 本日、月に一度のカウンセラーさんとの面談だったわけですが、「心にゆとりを」と言いつつもそれがなくなってしまっている窮状を訴えてきました。


 とにかく、しんどい、辛い。

 ここ「カクヨム」様で皆さんから「日常を送る方がいい」と、励まし合いももらいましたが、それでもなお、ニュースやネットを見れば……。


 自分はこんなことをやっていていいのだろうか。


 そんなことも思ってしまって、その自責の棘が外へも飛び出て、リアルではなんかもうイライラするばかりのところもあって。


 そこでもらったアドバイス一つ目。


「任せる」


 あなたの課題は何ですか?

 被災地のことを案じていてもあなたに出来ることはない。それは国の課題、当事者の課題でしょ?

 そこは任せてしまえばいいのです。


 心を揺さぶられてしまうのは、背負いきれないことを背負おうとしているから。


 それに気付かせてもらいました。


 では、私の課題とは?


「心を揺さぶられないようにすること」


 結局、小さな器しかないのに大きな事態に揺らされてしまっている。

 それが問題。


 これは自分で気付いたんですが、「心にゆとりをもって、それで難局を乗り切ろう、変化していこう」としたけれど、実は逆。

 ゆとりを持って事に臨むのではなく、まずはゆとりのないこと、揺さぶられていることに気付き、そのためにはどうすればいいかと課題を明白にする。そうすれば自然とゆとりも持てるようになるだろう。


 まずは気付きが重要。

 それがないと始まらない。

 気付きを得たことはラッキーともいえるではないか。


 では次に、課題を気付けた私の、その克服法とは?


「そんな早く、簡単には出来ないですよ」


 と、そこは笑われました。

 焦りを見透かされて。


 ゆっくり、徐々にでいいと。

 今はそんな行動を焦らなくてもいいってことです。

 あれを、これを、それで。

 確実な答えがあればいいですけど、そうもいかない。

 簡単に課題克服の行動に移せれば世のなか苦労はない。

 苦労しているから、みんな苦しむのだから。


 もっと楽に、自分の心をこそ楽にする。

 それが肝心かもしれません。

 物事を大きく考えることも。


 で、帰りの電車で改めて自問。


 ゆとりを導けるのは何か。

 心を揺さぶられないようにするにはどうすればいいか。

 現実の行動、物理的な何かよりも、心か?


「楽しもう!」


 人生を!

 生きる喜びを得よう!!


 そんなことを思うのは、つまりこれまで生きることがしんどいと感じていたからこそなのですが。


「抱え込みすぎるとつぶれる」


 とも、助けをもらえましたので。

 カウンセラーさんにも、皆さんにも助けてもらえばいいので、そこは。


 生きることがしんどいと気付いたならば、その逆、楽しめばいい!


 まずは、


「カクヨムを楽しむ!」


 原点として、これで行きます。


 くしくも今日から始まった公式のお題企画【「カクヨムWeb小説短編賞2023」創作フェス】の一番目のそれは「スタート」。


 なんてタイムリーな!


 と、この今回の「どうでも」を独立させて上げることも考えましたけど、「楽しむ」大いに。それでちょっと今までの自分とは全く趣の違う、今だからこそともいえる、楽しむ、楽しませる、物語を思いつきましたので。それで楽しみます!!


 そんなどうでもいい話。

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