第92話 ギャル語(「着〇恋」2)
本日「着〇恋」2周目です!
昨夜、結局既刊全巻読破してしまいました。
おかげで眠い、眠い……。
ここから語ることは、「着〇恋」おもしろい! ギャル語をどう使おうか? という話になります。
極力ネタバレなしで、興奮も伴ったことをお話しますが、「着〇恋」や、ネタバレ気味のことがお嫌いな方はそっ閉じしておいてください。
言語学的、社会学的かつ民俗学的にも「ギャル語の意味」知っていることもありますけど、そんなものをここで語っても楽しくないので。
さて。
お話自体むちゃくちゃおもしろかったですし入り込めました。
ジュジュさまと同じくホラー(スプラッタ)苦手なので、入り込めたぶん辛かったは五条君と同じです。
ギャル語、むちゃくちゃ参考になりました!
だからこそ困難。
使いこなせないという意味で。
あと、何気に乱暴なんですね、その言葉遣いって。
男子が使うと余計に際立つ。
関西人なんで違和感を持つって感じでしょうけど、そこはもう関東の人が関西の言葉をきついって感じるのと同じなのでごめんなさい。
それをさあ、どう使うか……。
年代によって流行り
それを考えると、単語は使わないほうがいいかなあ。「マ」とかね。
漫画だったら絵もあるので雰囲気で分かることも、小説となれば文字だけ。かつ、だからこそ説明も出来るんだからと求められてしまいます。それは物語の進行、スムーズなそれを妨げますしね。
「あん? マ、って何?」
「マはマじゃん。知らないって、チョー、笑える」
「だから訊いてるんじゃない」
「うーん……。マジ?」
「何それ、そもそもマジもまじめにとかの略でしょ? さらに略すわけ?」
「言葉って、時代と共にどんどん短くなっていくもんなんよ」
「しったかぶりして」
「へっへえ!」
みたいな。
ギャルが出てくる漫画はもちろん他にも多いですけど、「着〇恋」ほどにはギャル語は使われていない。それはつまり全年齢向けなら、一定の層にだけ通じる言葉遣いはやめようということなのだと思われます。
しかし、漫画ならではの技術も「着〇恋」はすごい!
最終コマで「あ、これ悪いことなんじゃ……」と思わせておいて、ページをめくると全く逆の展開、驚きのセリフや表情で読者を魅了してくれる。語るとそれこそネタバレになるからやめますけど、ギャル語も、ギャルのハイテンションも、その展開の妙に一役かっているのがまたいい。
それは使いたいなって思いますよね。
せっかくギャルなキャラクターを生み出そうとしているんだから。
「この子はギャルだ!」
って、思わせられるだけでいい。漫画の技術やギャル語の多用しなくても。
キャラクター付け出来れば、ギャルなのに、ギャルだからと、読者の感情移入もスムーズになると考えています。
出来るかどうかはそれこそ私の腕次第。
もう少し「着〇恋」読み込んで、ギャル語を自分の中に沁み込ませます。
最終的にはイントネーション的なものだけを理解出来ればいいかな。
キャラクターの口調が自然とそれになれば良し。
そんなどうでもいい話。
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