第62話 春は調子悪いのです

 季節の変わり目はいつもですが、特に春は。


 日照は多くなり、気温も寒から暖へと昇っていく。

 でも、「三寒四温」時に寒く、時に暖かく、ゆっくりなだらかな坂道を上がっていくようには行かない。春は案外雨も多くて、風の強い日もあって、時々名残雪まであって、そのふり幅大きいのにもついていけない。


 「季節病」とか言われるものですよね。


 気怠けだるく、一日中なんかやる気が起きない。

 食欲に際限なく、またどれほど寝ても寝足りなくて日中はうとうと。


 梅や桜は好きなんですけど。

 移り行く季節、それを感じられるのもいいのですが。

 心と体はまた別物のようで。


 かすみがかった春の空のように、すっきりしない。


 追い打ちをかけるのが


 花粉症!


 のどにくるんですよ、私は。


 子どもの時からずっと鼻づまり気味なので、のどのほうに落ちてきて、どうやらそこでアレルギー反応出るみたいです。

 ウォーキングではどうしても、呼吸荒くなるので花粉いっぱい吸っちゃうみたいです。

 マスクはつけていられませんしね。苦しくて、死ねます。

 ひどくなってくると微熱まで出てきて、なんかもう風邪なんだか花粉症なんだかわからなくなってくる。


 薬? 薬もねえ……。

 合わないと逆にしんどいですよね。


 状況、環境が気忙しいのもあります。


 日本の春は始まりの季節。


 個人の体調などお構いなし。

 置き去りされて、早く、早くと急かされてもいるようで。

 そこから心にまで変調きたすこともしばしば。


 春が締め切りのコンテストに長く年間スケジュールを合わしていたこともあり、その意味でも落ち着かない。


 ここ数年は特に、じっくり腰を据えて何か一つに取り組むことも出来ていない。それはでも、あれとか、これとか、世間一般のそれなんで、言い訳にもなりはしない。


 調子が悪い原因が複合的過ぎて逃げ場がないのが一番、辛い。


 今年はどうなるでしょうか?


 すでにしんどいんですけど。


 「カクヨム」様登録から初めての春。

 「カクヨムコン」終わり、次の目標に向かっているところですが無事乗り切れるでしょうか。


 さて?


 そんなどうでもいい話。

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