第61話 ブラック企業に好かれる人材

 なんですって、私。


 ああ、そうか……。

 そうだよなあ……。


 と、うなずいてしまうところがまた。


 今月もカウンセラーさんのところへ。


 先月いろいろありましたとお話ししているなかで、そんなことを言われました。


 私はだいたい、何か悪いことあれば「自分が悪い、悪かった」と考えてしまいがち。

 もちろん、大半そんなことないし、自分どころか誰にもどうしようもないことも多い。


 でも、それを……。


 そういう考え方、受け止め方って、ブラック企業にとっては都合がいい。

 だって、会社を責めてくることないから。

 明らかに会社が悪くても。


 そういえば、今まで確かに、そんな働き方して、会社から言われる無理なことも受け止めていたなあ。


 なるほど、都合がいい。


 逆の立場から見れば、逆らってこない人です。使い捨てしても「自分が悪かった」と思われるし、思わせたらいいわけで、これほど使い勝手のいいものはない。

 

 辞めていいんですよ。


 体に聞けと、心よりも体のほうが正直に反応出るから。

 

 体がしんどいならやめてもいい。

 会社があなたの人生に責任を負ってくれるわけないんだから。

 仕事なんて、いくらでもあるんだから。


 心に聞いても、エゴ(欲)から「大丈夫」と無理しようとする。

 それよりも体に聞け。

 体は正直に、しんどかったらそれを出します。


 ああ、そうだなあ……。

 そうだったなあ……。


 って、納得するのがまた、何ですけど、私にとっては目からうろこの話でした。


 想像力豊かなんですよね、私は。

 いわゆる「予期不安」を持ってしまって、動けなくなることもしばしば。

 現状維持を結局求めてしまって、辞めるにやめられない。


 しんどいならやめていい!


 仕事だけでなく、何でもなんですけどね。


 今のところまだ、創作活動を止めるような体調ではないです。


 「カクヨム活動」で体調を崩した覚えないですし。


 この前、めまい起こして倒れたのは、じゃあ、何?


 まあ、そんなときは「やめる」より、「休む」が先ですね、まずは。


 そんなどうでもいい話。

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