第60話 癒しより、優しさ?!

 前言撤回するのが早い!


 って、叱られるかもしれませんが、今はそんな心境なのです。


「優しい」


 自分では癒し以上に「そんなことはない」と、苦く首を振るのですが、皆さんからは作品を通して私自身をそう評してもらえます。


 いや、待てよ。


 それを否定するよりも。


 自分自身がそれかどうかはともかく、作風として目指すべきは「癒し」よりも「優しさ」なのでは?


 そうか、それだ!


 うん、それのほうがやりやすい。


 例えば拙作「源十郎」。

 主人公の源十郎自身も、物語自体にも、優しさがある。


 癒しばかりを求めると、厳しさの中にある優しさとか、切なさがあるから優しさも光るとか、そういうのが描けなくなる。


 それなら……。


 優しさを内包した物語を作るようにすればいい!


 そのなかにじんわり、自然と癒しを感じてもらえれば。


 いわば、順番を変える、自分のなかで。


 徐々に自分の目指すべき道が見えてきました。

 これも皆さんのおかげであり、「カクヨム」様で活動している成果の一つですね!


 現在、長編を模索中。


 時代劇と、異世界ファンタジーと。


 それの方向性を想いつつ。


 そんなどうでもいい話。

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