第59話 癒し

 がんばりすぎるとまた倒れるので気を付けますと、前置き。


 「カクヨム」様へ登録から、気付いたらもう半年が過ぎていました。


 一年間は頑張ろう。


 登録からしばらくしてぼんやり考えたものですが、早いものでその半分が過ぎたのですね。


 その後半、短編のコンテストに二つ送ったり、その二つともに最終にも残れなかったり。(二か月目の感想は「エッセイ」に)


 「カクヨムコン」もあったり。


 いろいろありました、「カクヨム活動」も。


 このところ、しきりに言いようのない焦りを感じて……。


 ヨムが全然出来ていないのは、当初から変わらない。

 カクにしても、自分が思っていたよりも全然、作品数少なくて。

 それでも少しは成長、したのかな?


 今回の「ひな」はそれをまた感じるものでした。


 なるほど、そうか。そうなのか……。


 と、気付いたこともありました。


 フォロワーさんも増えて、お付き合いも多くなり、その交流のなかで。


「癒し」


 なのかなあ、と、私の特性は。


 ヨムがより顕著に表れて、笑い、癒し、安心を得られるような作品ばかりを求めます。

 カクもだいたい、それを含む、あるいはそれに至るようなものになるのだと、気付かされました。

 

 世の中には切ない物語、心をえぐる物語で感動を得られるものはたくさんあります。

 

 不幸な結末に至るようなもののほうが、実は一番、深く心に残ることも知っています。


 でも、自分はそれを求めない。

 書くことも出来ない。


 癒しが主になる、最終的にはそこに至る。


 そのほうが楽しい! ヨムも、カクも。


 需要は少ないでしょう、「癒し」は。


 「カクヨム」様に登録されている、特にヨム専の方は中高生が多いでしょうし、当然、彼ら、彼女らが、大人がほっこり癒されるようなことにぴんと来るはずもない。


 それでも、「恩送り」が、作家以前の、人間としての私のテーマです。

 それを体現するためにも、「癒し」の作家が一人くらいいてもいいのかな。


 異世界ファンタジーでも。

 バトルがあっても。

 悲しい、つらい過去を描いたとしても。


 「癒し」が底流する物語をこれからは目指してみます。


 全部それとは出来ないでしょうし、出来るとも思えません。


 話が違うじゃないか!


 って、叱られるような作品出しても、ちょっとした気の迷い、あるいは冒険だと大目に見てもらえると嬉しいです。


 これからもよろしくお願いします。


(ちょっと「どうでも」にしては長くなりましたが、節目の感慨と、これこそ大目に見てください)

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