第35話 誰に向けて書くか?
今日のYahoo!ニュースの記事に、「かぐや様」の作者さんが「マンガ(作画)」引退とのものが。
広義の同じ作家として共感したのは、
「コピー商品では、一部のマーケットにしかアプローチできないものになってしまう」
詳しくは記事を読んでもらうとして、
「エルフを知らない読者も多いと、編集さんから指摘された」
と、つながって、そうだよなと納得しました。
「なろう」様でも、「カクヨム」様でも、そこにいらっしゃる方々が読みたいものを、作家は書く。その世界を知っていることを前提にして、それでPV稼ぐ。
それはそれで正しい。
でも、長く「作家」としてやっていくなら、webの世界も狭いものですし、そこだけを見ていてはいけないのです。
でも、でも、です。
まずは注目浴びて(PV稼いで)、そして商業デビュー、メジャーデビューを目指す。
私はその道にも賛成です。
デビューしてから、メジャーでやっていくなら、出版社さんと、編集さんとタッグを組んでより広い視野で誰に訴求するかと考えることになる。自由に書くだけではない世界がそこにある。
それは、そのときになってからでいいのです。
私はコンテストを主戦場にしている(いた)ので、迷うことも多いとは付け加えます。
コンテストではより広い層を意識しないといけないですし。
私が得意とする時代劇、昔話もニッチなのです。
それを如何に、中高生が読んでも理解できて面白いと感じるものに出来るか。例えば少年漫画風に仕上げられるかと。
それが出来ていれば、もう職業作家への道一直線なんですけどね。
そんなどうでもいい話。
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