応援コメント

2-1」への応援コメント

  • 第二話、2-1もとても楽しく読ませていただきました。


    特に印象に残ったのはメディレニアさんとの関係です。

    気品と威厳を兼ね備えているからこそ、余裕がない今の状況では普段よりも威圧感が出てしまう侯爵と対面して、シュユさんが一歩引いてしまいそうになったのは無理のないことだと思います。
    病に対して臆することなく冷静に対処できるのと、鋭くピリピリとした雰囲気の人間に対処するのとではわけが違いますものね。

    思わず後ろへ下がってしまいそうになったシュユさんの足をメレディニアさんが踏んだことで、侯爵に気圧されそうだったシュユさんは落ち着きを取り戻すことができました。

    診療、治療の場面でもそうでしたが、幻獣が単に人に飼われているのではなく、人と幻獣が手を取り合っている世界であることが感じられて、すごく好きなシーンです。


    また、細かなところですが、シュユさん足が動くよりも前にメディレニアさんが足を踏んだところが、メディレニアさんがいかにシュユさんのことをちゃんと見ているのかというところが読み取れるのも好きです。

    氷のような視線の侯爵を見たとき、メディレニアさんには、相棒であるシュユさんが侯爵に気圧されてしまうだろう……と想像できたのかもしれません。
    そんな想像(予想)ができていたからこそ、絶妙なタイミングでシュユさんの足を踏めたのだろうなって。

    メディレニアさんのアシストがなければ最後のシュユさんの名乗りもあんんあに美しく、優雅にはできなかったのかもしれなくて……これから展開していくであろう、侯爵とのやりとり流れも変わっていたのかもしれないと思えました。


    シュユさんとメディレニアさんの深い結びつきを、ストーリーの中で自然と感じさせてくださるもなかさまの文章構成に感動させていただきました……次回もとても楽しみです!


    ほんとうにありがとうございました。

    作者からの返信

    今回も嬉しいコメントをありがとうございます。

    人間と魔獣や、人間と動物みたいなコンビのとき、パートナーとの絆がふとしたときに感じられるというのが大好きで……。
    なので、侯爵との初対面のシーンで、シュユとメディレニアの絆を感じていただけたのが本当に嬉しいです!

    また次回もお時間に余裕があるときにでもお楽しみいただけたら幸いです。
    こちらこそ、ありがとうございました。