応援コメント

1-4」への応援コメント

  • 今回の1-4もとても興味深く読ませていただきました。


    印象的だったのは、シュユさんの食事のシーンです。
    オーブンサンドを上品に召し上がるシュユさんの描写がとても美しくて、『ホワイトレディ』と呼ばれる理由の一端はここにもあるのではないかと思えるほどでした。
    そんなシュユさんですから、騎士が膝をついてシュユさんの前に控えたときもとても絵になるなぁ……と感激してしまいました。

    また、シュユさんの食事をしているときの姿勢もですが、味や食感の描写もすばらしくて、読んでいるとパンの香ばしさや甘み、レタスやベーコンの歯ごたえ、旨味が伝わってきました。


    ここでシュユさんがおいしそうに食べるシーンが入ってくることで、健康であることのありがたさが自然と伝わってきました。
    1-1や1-2で妖精犬は病気(肺炎)になっていましたが、その状態では満足に食事をすることもできないだろうというのは読んでいて伝わってきました。

    この世界では一人一匹幻獣を連れているというほど、多くの人々が幻獣と共に暮らしているという説明があり、マスターも妖精犬の処置が終わったことを自分の家族であるように喜んでいて……
    そんな世界だからこそ、人間も、妖精犬も、健康だからこそ、好きなものを気兼ねなく食べることができるのだ……ということが感じられて、

    病気を治療しなければいけないのはもちろんですが、その理由のひとつとして、健康なときは当たり前にできる食事が、病んでいるときはできない……ということが、読んでいて自然に伝わってきて、ひとつひとつのシーンを丁寧に描かれているもなか様ならではの構成だ……と改めて感動しました。


    次回のお話もとても楽しみです。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    お返事が遅くなってしまい、申し訳ありません。
    今回も嬉しいコメントをありがとうございます。

    シュユも旅をしている身ではありますが辺境伯令嬢という身分なので、オープンサンドも丁寧かつ綺麗に食べるだろうな……と思い、ナイフとフォークで食べさせることにしました。
    食事のシーンも、印象に強く残ったんだなぁというのがわかり、嬉しかったです。

    また次回も、お時間に余裕があるときにでもお楽しみいただけたら幸いです。
    ありがとうございました。