第2話 冬の匂いが始まった今日・・

 冬の匂いが始まった今日、

  金ピーを吸いながら

  SNS小説を書く。 

  貝殻の彼女の会社は

    辞めた。 

    色々と苦しくなった・・

   どうやってもパラレルでないのに

   交わらない。

   今のところ・・ 

   もしかして、私と言う直線の上に、彼女と言う

   直線があるのか?

   いくつかの空間を挟んで・・?

 色々な会話の中で、彼女を嫌いになった僕は、

  あの4つの貝殻と一つの陶器の破片を

    捨てた・・。 

   明日から、違う仕事だ。と言うより、

   元々所属していた仕事に復帰する。

  19:03分  携帯、嫌、スマホの時間は、

   そう指す。

   明日から、朝、電車に乗って出勤だ。 

   そろそろ寝ないと・・

   スマホから流れる音楽は、ジャパレゲから、

     失恋ソングへと変わった・・

     彼女に会い、会社を辞めてから・・。

   三ヶ月のバカンスの様な時間を過ごした・・

     何もなかったが・・

   明日から、男職場。

   いつもの・・

  わさわさと仕事に取りかからなくてはならない・・

   最後にもらった

   メールには

   『気が向いたら、ラインして下さい』と・・

   



   この様にして、昨今の小説家の情事は、 

    バレテ行くのだろう・・

   嫌何もしてないが・・

   



   これ以上、SNS小説を書くのを躊躇してしまう。

   無論、彼女を守る為・・。

   やはり封印しよう。

   この小説は。

    では・・

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『貝殻』 矢田誠一 @yattyann

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