応援コメント

第22話 奥方さまご無念の回想」への応援コメント

  • 毎日、楽しみに読ませていただいております。「名君」のイメージが強い保科正之ですが、実に人間くさくえがかれており、家中の複雑な事情、奥向きの人間関係、どれも面白く、興味深く、夢中で読んでおります。

    それにしても、歴史的背景など、念入りにお調べのうえでお書きになっているのでしょうね。お手すきの時に、どんなふうに歴史の勉強をなさっているのか教えてください。

    続きを楽しみにしております。

    作者からの返信

    いつもご高覧賜りましてありがとうございます。

    勝手な保科正之像を書かせていただいておりますが、会津の国許にはいまも神と信奉する方々もいらっしゃるようなので、ちょっとドキドキです。( *´艸`)

    ただ、同じ歴史ものを書いていらっしゃる方に「史実と言われているものも明日には新発見でくつがえるかも知れないのだし、第一、論文ではなくて小説なんだから」と言っていただき、臆病に勇気をいただいたりしております。(笑)

    歴史はもともと好きだったわけではなく、年表を丸暗記する学校の勉強も苦手でした。
    それがいつごろのことだったか覚えていませんが、利休の切腹の真相に迫る井上靖さんの傑作『本覚坊遺文』を手にしたころから、現代小説とはちがった面白さに目覚めました。
    ですので、司馬遼太郎さんなどの乱読から得た知識は極めて断片的ですが、何冊も読むうちに自然につながって来て、戦国・江戸時代は何となく分かって来た……そんな感じです。

    編集済