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概要
夜の公園で始まった博打。賭けられたのは金ではなく別のあるものだった。
帰途を急いでいたサラリーマン沢田は近道しようと夜の公園を横切る。するとリーゼントに赤いスカジャンという70年代スタイルの若者が「自分の代わりに丁半博打をやってっくれ」と沢田に頼み込む。賭けるのは若者の金。その額の大きさに沢田はたじろぐが「勝ったら山分け」と聞いてやる気になる。相手は青い浴衣の若者。しかし壺を振っていたホームレスのおじさんの姿が見えない。リーゼントの若者は舌打ちして通りかかった一人の少年に声をかける。声をかけられたのは長身かつスマートで髪の毛が真っ白な中学生の男の子だった……『少年呪術師』の主人公早川三郎の数年後の姿を描いた外伝。4800W。
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