原稿用紙で書く魅力

出版社の賞では原稿用紙でも応募できる賞とできない賞、出版社ごとに違う。

原稿用紙が送れない賞では作品のデータが入ったファイル等を送るのであるが、私は原稿用紙も可の賞を選んでいる。

Pixivではパソコンのテキストドキュメントを使用し仕上げた作品をコピペして誤字や脱字を調節しているのだが、やり方としては後者の方が手間はかからない。

原稿用紙はまず買わないといけないが、コンビニには売っていなくて、私の場合は少し大きな書店に足を運んで買っている。

私のやり方は最初はシャーペンで下書きし、それから新たな原稿用紙を用意しボールペンで清書として書く。仮に100枚使った作品なら200枚原稿用紙を用意しないといけない。

とはいえ、ボールペンで書くのだから間違えたら新たな原稿用紙に書き直しだ。しかも下書きから誤字や脱字があれば修正したり、「ここはこういう書き方の方がしっくりくる」と感じて書き直すこともある。よってそれなりに余分に原稿用紙は買う。

直筆で書く作業。やはり手間はかかる。当然だが字もわかるように丁寧に書かねばならない。難しい漢字を書く時が一番神経を使う。


実際、原稿用紙で書くのはしんどいが作家に憧れを持つ身だとやはり原稿用紙に書く方が作家の気分になれるものだ。有名な作家の記念館や文学館に行くと直筆の原稿が展示されていて、ロマンを感じる。

もしも自分の作品達が本となって、それが歴代の作家の方々と肩を並べる評価を貰い、自分の記念館や文学館が建てられたらやはり直筆の原稿用紙を展示したい。

というわけで原稿用紙派なのだが、現実は厳しく我が家には落選した作品と途中まで書いたが断念した書きかけの原稿用紙が雑に眠っている。

供養も込めていずれはここで公開したいがいつになるかは未定だ。

























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俺が蜃気楼 幸村 @HappyChuck

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