3章43話 ショッピングエリア3
「とりあえず普通なのから攻めていこうか!
このピンクのブラとパンツとか似合うと思う!あ、それとこの水色のブラもいいかも!やっぱり銀髪には黒が映えるよ!このパンツはどう!?」
「うわっ!?凄いテンションだな。取り敢えず最後のやつ以外着てみるよ。布が少なすぎるじゃんそれ。おい、待て。なんだその紐、まさかブラじゃないよな?どっから持ってきた!?」
「いいじゃん、銀髪美少女のスカートからチラッと見える黒い際どいパンツ!きっと全世界が待ってるよ!!」
「どこの変態親父だ!!お前は!」
何か危うい感じを感じ取ってすぐに更衣室に逃げ込んだ。
「あれ以上いたら綾が何か開いてはならない扉を開きそうだった。取り敢えずセットの下着をつけてみるか。」
綾視点
「もうーそんな勢いよく逃げなくても。さて雪ちゃんが試着してる間に他のも探してみようかな?あ、そうだ。雪ちゃん模擬戦の時もそうだけどスポブラって持ってないよね。何着か持っていってあげよう。」
いくつか見繕って試着室の前に来ると
「綾ーちょっときてー」と声が聞こえてくる。
「どうしたの?何かわから、、、、」
「どうかな?ちゃんと付けられてる?」
それからの私の行動は速かった。すぐに試着室のドアを閉めて鍵を掛ける。そして背後に回りしっかり付けられているかを確認、確認するために!しっかりとみる。そして揺れても痛くないか確認するた、め、に!胸を揉む。
「!?綾、なに、を!?〜〜〜!んっふぅダメッ!やめ、やめなさい!」
雪が綾の頭をチョップする。
「ハッ!私はなにを、、、ごめん!雪ちゃん綺麗すぎてつい確認を激しくヤリ過ぎちゃった。」
「ダメだよ!今度やったら綾と買い物行かないからね!」
「ごめんなさい!この後スイーツ奢るから!」
「やったスイーツ!もうダメだからね!」
(チョロい。にしても危なかった。雪ちゃんが止めてくれなかったらあそこで襲ってたよ。あんな自信なさげに聞いてくるなんて反則!私の妹にしたい!いや、冷静になれ私?雪ちゃんは幼馴染だ。最近雪ちゃんが可愛くなって理性が溶けそうになるよ!)
「銀嶺さんの一件以来自分が女であることに抵抗がなくなったからかな?男であることは捨てられないけど女の子になることを受け入れたって感じ?」
自分で分析していると胸の奥がチクッとした気がした。なぜか分からず考えていると
「綾ー!パフェ食べたい行こー!」
「わかった!今行く!、、、、なんかストレス溜まると口調が女の子っぽくなるの気づいてるのかな?甘党なのは前からだけど」
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