この物語は、予期せぬ出来事から始まり、ドラマチックな展開はないが、それが現実のリアリティーなのだろう。主人公は投げ出すことなく、責任を果たすために奮闘する姿勢に感銘を受ける。タマにたまに会いにいくは、不意打ちで笑ってしまったw
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(138文字)
動物愛護団体に引き取ってもらうのに、お金がかかるとは知りませんでした。私も猫を飼っているみであるのに、無関心だったなと反省させられる内容でした。タマが元気になってよかったと安心する反面、わたしたちは無意識のうちに、救うべき命に順番をつけて生きていることを知り、また現実として、命を育てることに正論だけではやっていけないのだと『どれっど王国』を読んで、考えさせられました。