短くまとめられているのにとても深く感じ入るお話でした。どんなに息子が名声を得てもお金をもらっても変わらない母心を感じます。お金のくだりはとても鋭く賢明な人だと思いました。
母としてだけでなく、45歳で文字を勉強するところなど、ひとりの人間としても、その向上心に感服します。
やけどに対する自責はどれほどだったかと思うとこちらまで苦しくなりますが、「やけどがあるからその後の私がある」と言わせたことは、お母さんにとって何よりの報いでしょう。
マイナスをプラスに変える生命力はどんな時代でも境遇でも必要だなと強く感じました。素晴らしいお話をありがとうございました！

こちらに引き寄せられて読んでしまいました。
今は手紙を書く人は減りましたが、物として残るので私は好きです。
書くのは苦手ですが……。

心に響くのは巧みな言葉だけではないと知りました。
ありがとうございます！

冒頭から涙腺が緩んでしまいました。
野口英世は断片的には知っているものの、このようにまとめていただいたことで母親のシカさんの思いを知れたこと、とても有意義な時間となりました。

やはり偉人は導く人とそうなるための苦難を乗り越えたからこそと言う印象を改めて受けました。

それにしても、シカさんって信じられないくらいパワフルなお人ですね。
この話を読んでしまったら、もう自分に言い訳ができないなと思ったりもしました(^^;

とても素晴らしいお話で感動しました。
ありがとうございます(*^-^*)

千円札になるくらい野口英世さんの事はなんとなく知っていましたが、母親の話は初めて聞きました。
特に何故シカという名前がカタカナになったのかを調べるきっかけになりました。
それにこの小説をみなかったら野口英世はただのすごい人だけになりましたね。

冒頭からの流れはとても参考になりました、やはり知識が無いといい作品はできませんね。

初めて見るジャンルでしたが面白かったです。

英世はもちろん素晴らしい偉人ですが、その凄まじい努力を続ける胆力というか根性は母親譲りなのでしょうかね。
あの時代、45歳と言えば、今よりも高齢として扱われていたと思いますが、その年齢で産婆になろうと決意するシカさんの内には、想像を絶する葛藤があったと思います。

勉強にもなり、また胸を打たれる作品でした。ありがとうございます！