あとがき

この物語をさいごまで読んでくださってありがとうございます。

この物語は聖いつきさんの『僕が恋した図書館の幽霊』(スターツ出版文庫)からインスピレーションを得て創作しました。

図書館の幽霊に恋をするなんてなんてロマンチックなんだ!

タイトルを一目見て衝動買いをした覚えがあります。

原作のこの本の主人公は大学の図書館で、一人の女子生徒とであいます。

女子生徒のことをまるで図書館の幽霊が鏡から出てきたみたいだと少年は感じ、たちまちのうちに主人公は恋に落ちてしまう。

二人は周りの迷惑にならないよう、図書館では筆談をして、互いの想いを伝えあった。

そしていつの日か、男子生徒は彼女のずっと隠していた秘密を知ってしまい…、とストーリーが展開されていく。

あぁ、なんてロマンチックな恋なんだろう。

図書館で筆談っていうのもポイント高いよね。

物語を読んでいくうちにどんどん妄想が膨らんでいく。

本を読んでいると、「この先の展開はこうなったらいいな」とか「僕だったらこういうストリーにするのにな」とか、物語を読んで妄想が膨らんでいくことは誰しもが経験することだと思います。

なのでこの物語は、少年と鏡の幽霊が恋に落ちる物語でもあり、この物語を読んで妄想力全開になった僕が、「こういう物語もありだよね」と思ったことを、つれずれなるままに書き連ねた恋愛小説でもあります。

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図書館の恋は連綿と ことはたびひと @Kotoha-Tabihito

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