第8話 「合コンで隅にいた大魔王はコミュ症です。」

 今回は、少しさかのぼって、2022年春アニメのタイトルをいじります。

 とりあえず、まったくいじれそうもないタイトルは例によって省いています。

 で、ちょっとした発見もあるのですが、、、。


〇「恋はめんどくさい」

 まあ、そう言わずに。


〇「キングダムは世界征服のあとで」

 まあ、だいたいそんな内容ですが。


〇「合コンで隅にいた大魔王はコミュ症です。」

 壮大なロケーションで、小っさい内容ですね。


〇「1人暮らしはめんどくさい」

 まあ、私もそう思いますが。


〇「ファンファーレめんどくさい」

 めんどくさい、最強伝説


〇「古見さんは、史上最強の肉食でした」

 、、、私の知っている古見さんとは、少し違うようです。


〇「社畜さんは村人Aに転生する厳しい世界です」

 社畜って時点で、結構可哀想な部類なのに、転生先もたいがいですね。


〇「処刑少女は大魔王に癒されたい。」

 処刑少女の意外な性癖が明らかに。


〇「社畜さんの生きる道」

 切ないタイトルだな。


 こんな感じで、ちょっと気付いたのが、「このヒーラー、めんどくさい」のめんどくさいが、タイトルパーツとして、なんにでも合う、ということです。

 まさに、考えるのがめんどくさくなったら、末尾にこれ付けてしまえば、なんだか完結してしまいますね。

 まあ、なんにでも合う系統で言えば、「恋の」は、アイドル業界では禁じ手と言われるほど、なんにでもあうのだそうです。

 もっとも、このヒーラー、めんどくさい、でめんどくさいを使ってしまった時点で、他では使いにくくなってしまいます。

 ですので、人々の記憶から「このヒーラー、めんどくさい」が忘れ去られる30年後くらいなら、使ってもその時代の読者にはバレないと思われます(気の長い話ですが)

 「キングダムは世界征服のあとで」は、典型的なそりゃそうだろ、のタイトルです。

 「図書館戦争」などのタイトルは、前と後ろで全く異なるジャンルの単語を繋げることで、意外性を発揮させるタイトルです。

 そんな意味で「恋は世界征服のあとで」というタイトルが、そもそもそれを狙ったタイトルですから、キングダムという強いタイトルは馴染んでしまいます。

 つまり意外性がないので、単なる小文でしかありません。

 そして、、、「合コンで隅にいた大魔王はコミュ症です。」

 ああ、コミュ障も、最後にもってくると、なんにでも合う単語だったんですね。

 最強末尾を発見すると、インパクトあるタイトルの近道案丘もしれません。


 今回使った2022春アニメ(前半)のタイトル一覧です。


乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です

キングダム 第4シリーズ

群青のファンファーレ

恋は世界征服のあとで

コタローは1人暮らし

このヒーラー、めんどくさい

古見さんは、コミュ症です。2期

3秒後、野獣。合コンで隅にいた彼は肉食でした

史上最強の大魔王、村人Aに転生する

社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。

処刑少女の生きる道

 

 やはり2022年ぐらいだと、最近の流行りである、タイトルに全部含ませる系のタイトルが多いですね。

 でも、馬力がありました!

 

 思うに、このカクヨムというサイトには、最適な「重さ」のようなものがあるように感じます。

 これだけ作品が多いと、あまり重すぎると、読みにくいのでしょうか。

 軽く読める、という意味では、下の「自称「未来人」の彼女」は文字数を少なく設定しています。

 逆に、しっかり書こうとして、一回分の内容を少し多くしているのが「決戦の夜が明ける」です。

 こちらは、少し長く書いてから、短く切っているため、長い目で見ると多分読みやすいのですが、「未来人」の方は、本当にここで読んでもらいたくて書いたものなので、4話分くらいを一つの塊で読んで頂くと理解しやすいと思います。



決戦の夜が明ける ↓

https://kakuyomu.jp/works/16817139558100621614



 自称「未来人」の彼女は、この時代を指して「戦前」と呼称した ↓

https://kakuyomu.jp/works/16816452220196298271

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