著者エフさんの暗黒面が全開

富裕者を憎み、目的のために利用するものは容赦なく利用する「義賊」義田のドス黒さに触れ、心に澱がたまるようでした。
あるいは、義田の言葉を通して、私達読者の内面に巣食う汚い感情が暴かれているのか。


人の真意を知るというのは困難で、勝手に期待しては勝手に裏切られることが、しばしばあります。そして知らないうちに他人の恨みを買うことも。

人同士ってこんなものなのか、などと考えさせられるお話でした。

それにしても、エフさんの引き出しからは、悲喜明暗、様々なジャンルが出てくるからやめられません。

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金融義賊