応援コメント

第8話 「二次創作」としての谷川版」への応援コメント

  • たいへん面白く読みました。
    宮沢賢治、大好きです。
    「銀河鉄道の夜」なんて、最初の方は暗唱できるくらいです。
    文章が美しく、言葉遣いも好きで、何よりあの世界観が大好きです。
    「にわかに」という言葉遣いが特に好きなんです。
    「谷川版」は読んだことがないので、今度探してみましね。

    作者からの返信

    コメントをありがとうございます。

    賢治は印象に残ることばの使いかたをしますよね。

    いまの「銀河鉄道の夜」の最初の部分と最後の部分は、かなり健康を害していた状態で書いていたはずなのですが、それにしてもたいへんな集中力で書いていると思います。
    この最後の書き足しと直しの時期には、賢治は「文語詩」の創作に集中していたようです。「字余り」・「字足らず」なしで七七調や七五調にことばを収めて詩を作る、という企画です。
    それで、いっそう、ことばやその響きへの感覚が研ぎ澄まされて行ったのかも知れません。

    谷川版をいまも続けて出版しているのは岩波文庫だけではないかと思います。

    またよろしくお願いします。