第2話
ボクは高校で美術部に入った。
ボクは女の子みたいなので、まわりのみんなからも、女子として考えられている。
だから、ボクは更衣室や洗面所などの使用も、女子のほうでするようにと、先生方も設定してくれた。友達みんなも、ボクは女子のほうを使って高校生活を送れば良しと考えてくれていた。女子として行動すれば良いと、そういうふうに、みんな考えてくれている。
ボクの部屋に存在している霊は、やはり女の子の霊なんだろうな~って思う。
ボクは自分の部屋で、女の子の霊と過ごしていて、もともと、ちっちゃい頃から女の子みたいだったけど、高校生になっても、ますます女子みたいになった。
妹は地元で、いちばん賢い高校に進学した。
たぶん、ずっと、学問的な霊の存在する部屋で暮らしてる間に、勉強出来るようになってたみたいだ。
ボクは高校でも美術をいちばん好きで、絵ばかり描いている。
大学も美術で進学しようかなと思う。
妹は、もしかしたら東大にでも行くんちゃうかな~。
妹は、今でも友達には
「あやめっちは、お姉ちゃんやで~」
って、ボクのことを紹介している。
あやめっちは、お姉ちゃん ヤッキムン @yakkimn
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