応援コメント

第二十二話 幸せを守ってくれるので 」への応援コメント

  • ハルシエ父が、カロリナにハルシエに相談するようにいったのは、もともと父たちがBL本の依頼をしたという裏があったためなんですね。
    元同級生のカップル(BL本がふたりを結びつけたあのカップル)のくだりは、半ば冗談だと思っていたのですが、この世界ではわりと切実(堅実?)な手段……なんでしょうか。
    (たぶん、二人の父なら、息子たちがBL本のようにラブラブにならないことは分かっていましたよね。でも、BL本が生み出す「虫よけ」の効果が絶大ということを知っていて、それを期待した……ってわけですね、きっと)

    ハルシエ、怒っていますね。言葉遣いが、格好いいです。でも、ハルシエらしくなさすぎです。
    ジークがいるから生きている。そしてたぶん、ジークもハルシエがいるから生きている。
    過去を引きずって、そう思って生きるのは、悲しいです。
    だから、「ジークがそばにいて、安心して、ぐうたらできる生活が楽しくて幸せだから」、毎日、こうして生きている、と。やっていることは同じでも、前向きになれたら良いなぁ、と思います。

    作者からの返信

    モデルフィクションは、ちらっと説明した通り、実利の側面もあるので、結構普通に依頼はされています。この世界特有のジャンルですね(ノンフィクションは別にあります)。
    カロリナの場合は、ハルシエとジークの本が最初で、それが絶大な効果を発揮したから、ブレットとセドリックの両親もすぐ依頼して、と続いていったのでした。
    今や時の人ですから(笑)。

    ハルシエ父は、依頼の返礼として、今回相談を振りました。手が足りないし、バリエルに修行させたいし、と。忙しいのです。
    あと、BL本の依頼は、どちらの両親も、どっちに転んでも良いと思っているので躊躇わず依頼した感じですね。
    くっついてもくっつかなくても、二人が二人であればそれで良い、と(ですが、二人は本の影響でくっつくということはしないだろうな、とも思っていました)。
    虫よけに関しては、想像以上の効果ですっごく喜んでいました。二人を狙う輩は絶滅しろ、と思っている両親達です(笑)。

    おお!?
    ハルシエ、カッコ良いと言われましたよ!?ありがとうございます!
    ハルシエらしくない……と言われました(笑)。一応、最初はジークのためにぐうたらしていた様なものですからね……。今は素でぐうたらしていますが。

    ハルシエとジークは過去のせいで色々相手に負い目はありますが、心の底から「相手がいてぐうたらしていれば幸せ」とは思っているので、これで良いのだと思います。
    だから、それを邪魔する者は消す。
    ……この二人、あの事件で吹っ切れて、幸せ求めて極端になりましたねえ(遠い目)。

  • だらだら、ぐうたらする幸せな話かと思ったら、これだよ。
    まあ、和泉さまですものね。

    しかし、この2人の怒りが外に向かなくて良かったですね。
    そんなことになったら大魔王が誕生した気がします。

    作者からの返信

    冒頭だけ見ると、本当、そういう話ですよね(笑)。
    私もここまでシリアスになるとは思ってもいませんでした(作者です)。
    というより、その納得の仕方は!(笑)
    「世界のばんか」を書いているからって、全部が全部そうなわけでは!
    ……そうなわけでは。
    ……、……無いん、ですよ?

    二人にとっては、事実は事実なので、関係ない人達には心が向かなかった、ということなんだと思います。
    しかし、……そうですね。外に向かっていたら、本当、この国潰れてたんじゃないでしょうか。
    ハルシエの紅茶やお菓子は、それくらいチートな感じですからね……(笑)。