第3話調理実習

千「はいはい、恋バナしてないで、授業の準備しようね、お二人さん。」


こいつは中村千里。俺の幼稚園からの幼馴染で、面倒見がいい奴だ。


ハ、里「"はいはい"。」


そして授業が始まり〜

〜ニ時間目終了間際〜

ニ時間目終了のチャイムが鳴った。


学級「"ありがとうございました"」


太「はじめ、やったね。次は調理実習だよっ。」


こいつは太杉太男。ぽっちゃりしている優しく明るい性格の奴だ。実は体重が100キロを超えており、太杉が跳ねるたびに、床は振動している。


ハ「めんどくせぇ。」


〜三時間目 調理実習〜

調理実習が始まった。一応料理は得意な方であるが、つくづくめんどくさいって思う。ちなみに今日作るのはシンプルにカレーだ。


太「わぁ~。美味しそう。」


ハ「おい、太杉。つまみ食いするなよ?」


太「……?」


こんなことを繰り返しているうちに、調理実習が終わった。料理というしがらみから解放され、とても快い気分である。


ハ「太杉、お前、悪目立ちしすぎ。なんで全部の班巡回してつまみ食いしてるんだよ。」


太「え、なんで?駄目なの?」


ハ「お前なぁ…。」


〜帰り 高校の玄関〜

ザァーー…。


ハ「雨、すげぇ降ってんな。」


太「そうだね〜。」


ハ「いやいや、そうだね〜。って適当くさいなぁ。ってかお前がでかすぎて傘が意味を成してないんだが。」


太「ホントだ!?お腹が妙に冷たいと思ったら、」


ハ「え!?気づいてなかったのかよ、ま、気をつけて帰れよ!」


太「ありがと!じゃーね?」


ハ「じゃーな!」

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これが俺の青春かぁ 団子 @hibidkawa

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