世界樹の向こうで

七星北斗(化物)

設定

 木が擬人化された世界で、人は滅びの道を歩んだ。

  

 人間は希少な存在となり、世界は木人(もくびと)で溢れた。


 人間と木人の姿には差異はないが、木人はそれぞれに特殊な能力持った特徴がある。


 人間、桃園ハレは、古くは日本と呼ばれていた国の、鹿児島県、今は向井蒲(むかいがま)と呼ばれ、その地域の行政官、守護の職に就いた。


 白地関(しらちせき)に取り入ることを目的とした守護同士の権力闘争も珍しくない。


 この世界には、人や木人の脅威となる存在、朽千木(きゅうせんき)と呼ばれる存在がいる。


 朽千木は、世界を終わらせる存在だと恐れられていた。 



 白地関

 蓬莱(元日本)を統べる王。人間。しかし、神に近い能力を持つとされている。


 桃園ハレ

 若くして向井蒲の守護に抜擢され、家族への仕送りを多くできることに喜んだ。


 姜外(かんがい)

 髪が長く、一見女性のように見える姿だが、声が低く、義足であった。目が悪いために目付きが悪い。荒摂伏(元宮崎)守護。


 木朽化現象

 人間が木に至り、枯れる。


 朽千木

 人型で木人に近い能力を持っているが、その力は木人数人でも太刀打ち出来ない。生きるものを枯れさせる能力を持つ。人間や木人に強い恨みのようなものを感じられる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

世界樹の向こうで 七星北斗(化物) @sitiseihokuto

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ