4-25 あなたを呪いたかったんじゃないの(10/19更新)

【タイトル感想 9/10更新】

ホラーぽいけどそれが主軸ではなさげのタイトル。

恋愛ものにみえるかな。

素直に受け取るなら、呪いたかったわけじゃないのに結果として呪ってしまった大切な人へ、後悔の形で綴る回想録、のようなイメージが浮かびます。



【あらすじ感想 9/25更新】

恋愛ものはそう、かな?

呪われてるからホラーではあるけど、ホラーものではないね。

推理ものなんだ……、呪われた原因を探る感じ?

タイトルだけ見たときと反して、大分コメディ調で明るめに進みそう。


タイトルは完全に呪った側の元婚約者の発言ぽいですよね……そこんところどうなんだろ。

あと、ちょっとだけ気になるのが、死んだ公爵の元婚約者、ってところ。

かかり言葉が多くて……いくつか意味が取れるのよね。

大枠で言えば同じ意味なんだけど……公爵も基婚約者も両方死んでるだろうし。

『死んだ侯爵』の『元婚約者』なのか。

『死んだ』『公爵の元婚約者』なのかってところ……。


ちょっと言葉変えればひっかかりもなくなるかな、なんて。



ところで動揺したのは悪役令嬢さんの方だと思ったんだけど、あってるかな。

シンプルなあらすじなんだけど、もうちょっと情報欲しいところだなあ。


もしかして呪ってる死んだ公爵の元婚約者さんの方じゃないよね。

彼女目線で紡がれる物語だとしたら大分斬新だが……。


もしかしてこの悪役令嬢が元婚約者……?

あなたを呪いたかったんじゃないの、とはそういうこと?


間違ってかけた呪いの原因を究明するとか……?

うーん、そうだとしたら大分斬新で面白い!

答え合わせが待たれるね。


本編でもまた意外なものを見せてくれそう。

だとしたらこのシンプルなあらすじはなかなか効果的だ。


【本文感想 10/19更新】

なるほど死んだ(ことになっている)元婚約者のマリィ(クリスティーヌ)が主人公なわけですね。

死んでいるのは女の子の方ですね。


死んだことにされていたが実際は生きていて、隣国のとある商会で働きながら別人として暮らしていた、と。


ある日、死んだ自分が元婚約者の息子に呪いをかけたという噂を聞き、呪いなんかかけた覚えのない彼女はその噂の真相を紐解くために追放された隣国に戻る……という筋書きですね。


納得です。


ただ私も文章が冗長だったり意味のわからない文章を量産するのが得意な人間なので良くわかるし完全にこんなことを言うのは烏滸がましいのですが、この方は主語をはっきりさせるだけで格段に読みやすくなる気がします。


ただこれ本当に難しくて、自分じゃ分かりにくいんだよね……だって書いてるの自分だし……。


なのでそこのところ忌憚なく意見を言いあえる仲間がいればいいなあ、といつも思うわけですが。



ところで本編の話になりますが、×ってつくからには恋愛ものですよね……?

いやまあ推理×バイオレンス、みたいな×の使い方はあるけども人物に使うからにはカップリングものだと勝手に思い込んじゃったんですけど。

結構な歳の差やな……元婚約者の息子との恋愛ものになる……?

そこんとこがすごく気になる……気になるぞ……。

でもとしてもまだ公子は幼いよね?

だとしたら私に勘違いかな。

数行で思い直す私。


恋愛もので見たかったな! という名残惜しい気持ちはあれど、世間で謳われている出来事の裏側、というモチーフは大好きなので、この続きも気になるところ。

だって実際にマリィは何もしてないわけだし、では一体その呪いはどこから!?って感じだし……。その呪いをどう解いていくのかが見どころですよね。ラーラが相棒役になるのか、それともその噂の公子が小さな相棒になるのか……。

どっちもちょっと捨て難いよね。


マリィと公子はがどう出逢うのか、関係性はどのように始まるのか。

それだけで無限の想像ができてしまう……!


邪推だけど「あなたを呪いたかったんじゃないの」っていうタイトルなので、マジでマリィちゃんが無意識に呪ってた説もなきにしも……ないよなさすがに。


マリィを追放せざるを得なかった実家から……とか結局はマリィが関わっていないこともなさそうだけれども。


絶対元婚約者の公子のパパンとかも出てくるだろうし正体バレするかしないかの悶着とか絶対見たいし……。

マリィちゃんは隣国に本当は絶対足踏み入れたらまずいよね……?

そういう正体バレしたら死も免れないのでは……という時限式にも似たスリルも味わえていいな。


推理と銘打ってるだけあって冒頭でいっぱい謎が散りばめられているので、それを回収できるのが楽しみな作品ですね。

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第16回 書き出し祭り タイあら感想 和崎藤丸 @shikisu01

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