応援コメント

第52話 お前に言いてーことがある。」への応援コメント

  • さーて、気を取り直して、感想再開です。
    細部忘れてるかもですが、後二回がんばりますよ。


    >全然広がらない棒のような
    こういう音の表現もあるんですね。参考になる。

    >情けなさそうな顔をつくる振りをして、でも少し安心したように柔らかく微笑んでくれる。

    ここの前半分、引っ掛かります。
    「情けなさそうな顔をつくる振りをして」というのが中途半端というか、曖昧に曖昧を重ねている感じ。
    「振りをして」に故意の意味合いを感じるので、自然な表情というイメージに結びつかないと言いますか。

    > あれ? なんでだろう、震えが止まらない――。

    おおう。
    浩太一歩前進的な場面かと思ったら、何の役にも立ってなかったw

    >悩むところまで悩んだら、開き直ってしまったのだ。と言っても、前向きな意味ではない。

    ふううむ。
    一言で言うと「あきらめた」心境ですかね。
    確かに悩みすぎるのもアレですが、あれから上達もしてないと。
    まあ、貴之母の台詞が伏線なら、リラックスとか精神的な部分が飛躍のキーになるのかもですが……果たして説得力が出るのか。お手並み拝見。

    >「辞めるのか? 辞める気か、お前?」

    あ、そっちの方向でしたか。
    確かに有り得るパターンでしたが、想定外でした。
    ここに来て熱くなる貴之が意外ですが、とてもいい感じ。
    最後も近いのにクールなばかりでは、印象薄いままですから。

    >「私は先輩の何なんです!?」

    まあ後輩なんですが、雪乃が誤解するのもむべなるかなw

    >目を大きく見開いた三砂が、こんな時まで手放さないメモ用紙に、クラリネットの三十二分音符よりも速い動きで思いつく限りの日本語を書き綴っている。

    これが三砂の最後の見せ場かもw

    >「あんたっ、私という相手がいながらっ。一年生にまで手を出してっ! 何考えてんのっ」
    >「どこをどう見たらそういう解釈になるんだ!」

    「相手」については否定しないのか。

    ここのドタバタは、かなり切れがあってよいかと。

    >『始めようぜ、吹部を』

    TPOはどうかと思いますが、なかなかいいアイデアだとw
    しかし美緒の様子を見るに、確かに何となくこっちのが脈がありそうな……

    しかしなかなか、最悪の状況で本番(プレですが)突入ですな。
    これでもかと混乱してますが、上手くいくのかいかないのか。
    落ちる場面って、続くとストレスなんですが、最終回目前だとゴールがわかっているので大分気が楽ですね。これも正しい手法かと。
    ここからどう結末を迎えるのか、ちょっと楽しみです。
    ビターエンドになるかもですが、個人的にはそれもありかなーとか。
    長編はハッピーエンドが定石とは言いますが。

    次回は予告の長回し。
    「別に長くなくない?」とか思ってたら、次回が本番とは。
    まあここまで来たので、出来るだけ早めに読み終えますよ。

    作者からの返信


    今回も書き手のドヤ心を^^ 的確に汲んでいただいたコメントの数々、ありがとうございます!

    >>全然広がらない棒のような
    >こういう音の表現もあるんですね。

    これは実際に指揮台からよく飛んできた言葉でした。全国区で使われてる言い回しかどうかまでは確認してませんが。

    >>情けなさそうな顔をつくる振りをして、でも少し安心したように柔らかく微笑んでくれる。
    >ここの前半分、引っ掛かります。

    うん、少し過剰でしたかね。
    浩太にちょっとわざとらしい演技が入っている、ということを表したかった場面だったんですが、もう少し自然な言い回しになるよう、訂正しておきました。

    >あ、そっちの方向でしたか。
    >確かに有り得るパターンでしたが、想定外でした。

    ここから先は、ある意味、テンプレに徹した書き方しかできなかった印象もあるので、想定外と言っていただけると少し安心できます。今さら奇をてらった展開なんて、とてもできそうもないぐらい伏線が密集してるんで……というか、当時はそっちの方向にもう頭が回る状況じゃなかったと言うか 笑。
    この後の小ネタなんかも、ここはこれを出すしかないよね、というギャグばかりですから。逆に言うと、そういう意味では「外して」しまってるシーンはそうないと思うんですが。

    >しかし美緒の様子を見るに、確かに何となくこっちのが脈がありそうな……

    この部の二、三年先を書くとしたら、「案外そうなっていた」ということになるかもですね。
    えてして中学生の男子って、一年生の時は雑魚感が甚だしくて、キャラ的にもテクニック的にもまるで話にならない部員だったのが、二年も経てば(最初がひどかったらなおのこと)立派な「先輩」に育ったりするもんだし、多分この塔野なんか、まさにそういう吹部男子に育っていくんだろうなあと、ちょっとしみじみしながら書いてました。いや、この作品中ではあくまで「可能性」止まりなんですけど。

    で、次がいよいよ三倍量の最終話ですが……構成的にはそんなにややこしい話じゃないので、それなりにすいすい読み流せるとは思います。ただ……いや、とりあえず先入観なしで読んでもらったほうがいいか w。「もうちょっとここ、なんとかならんかったかな」と思ってる所はやはりありますんで、最後まで忌憚のないスタンスでよろしくお願いいたします。