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2023年11月19日 06:14 編集済
>ただし、サックス側の方で。「側」と「方」で意味が被って見えるので、私なら「サックス組」にします。>法子の去年の先輩たちが来て。ここも、「去年の先輩」だと違和感あります。「一つ上の」とか、「去年卒業した」の方が意味が通じやすいかと。>「不満があったら、ああやって気の済むまでくすぐり合いをするんだそうです。なるほど。なんかボノボっぽい。まあ問題が解決するかは謎ですがw>「俺、ちょっと出てるわ」微笑ましくて好きw>だめじゃん。やはり……w>エスクラ担当が「若頭」という呼び名になってる。エスクラってなんの略なんですかね?クラはわかるとして。>ほっときゃ勝手に色んなパートの音を拾い吹きしていきそうな、不敵な面で笑う。吹奏楽の風来坊って感じでいいですね。実際、こんなアプローチは許されるんです?>マックスがいない。それなりに立派な演奏だったはずなのにほうほう。これほなかなか面白い謎ですね。これがラストテーマに繫がるんですかね?>「『オズの魔法使い』は『星の王子さま』のアメリカ版だよ」ここはよくわかりませんでした。児童文学(なのかな?)の名作なのはわかりますが、内容や、テーマが似てるとも思えないんですが。何かこういう見方があるんですかね?>パパがこんなふうに笑ってたのを、ずっとずっと昔に見たような気がする。あれは――いつ頃のことだっけ?謎2。まあ姉を取り巻く過去の話とかで、ここら辺は明かされそうですね。>映画の中のセットみたいな……何かが起こりそうな世界のもののような。素晴らしい表現を称賛したい半面、父親から退いてしまった美緒にはそぐわないなあ、とも感じました。まあ一瞬というところで調整してるのかもですが、「開きかけた扉が閉じてしまった」的な言い回しのほうがマッチする気がします。>「ほしいと思ってたものは、すぐそこにある」そうでしたっけ?ううむ、ラストがどうだったか覚えてない……それだとむしろ「青い鳥」が近そうな。>書き出したら夢中になって、鉛筆を置いた時はもう一時を回っていた。でもぜんぜん眠くない。達成感もいつになく大きくてシナリオ形式の何たるかはよくわかりませんが、ここから締めくくりまでの描写はなかなかいいですね。少女小説ぽくて。追記:まず「オズの魔法使い」の感覚の齟齬について、調べてわかりましたよ。「虹の彼方に」は映画のオリジナルです。原作だといきなり竜巻にふっとばされて旅が始まるので、「遠くへの憧れ」という要素はないんですよ。私は原作の印象が強くて、違和感を感じたわけです。話的には映画オズから振られてるので、別にそこは問題はないんですが、なまじ「文学の名作」とか、「大人になっても読める」と書いてることで、どちらを指してるのかわからなくなる点は問題かと。映画に絞るべきですね。最後のネガティブに感じた理由は、ここかと。>訊かれたわけでもないのに部屋にこもる理由を言って、無理やり話をごまかそうとした。ここが「父親(家族)から逃げてる」ように読めたので。美緒に戸惑いがあろうことはわかりますが、それをより強く出して「驚きと戸惑いから距離を置いてしまった」風に書けば、違和感がないかもしれません。私なら父親から話を打ち切らせますかね。「こんな時間だ。もう寝なさい」的に。あ、ボノボの例はくすぐりでなく、アレで……興味があればググっていただければw
作者からの返信
前後編二話続けての多角的なコメント、ありがとうございます!>ただし、サックス側の方で。>「側」と「方」で意味が被って見えるので、私なら「サックス組」にします。おっとこれは細かい日本語センスのご指摘です。なるほど。ご意見を参考に、修正入れておきます。>>法子の去年の先輩たちが来て。>ここも、「去年の先輩」だと違和感あります。おおっと、これまたおっしゃる通り。経歴とかキャラ構成なんかが頭に入ってる状態だと、ついこういう言い方してしまうんですが、確かにいきなり聞くとヘンな言い方に感じられそうです。修正入れておきます。>なるほど。なんかボノボっぽい。え、ボノボってそうだったんですか? そう聞くと途端に高級なコミュニケーションテクに見えてしまうんですが w。この話は何を隠そう、私の中学時代の吹部での実話から取っています。まあケンカしていたわけじゃないんだけれど、なにゆえにか一時期くすぐり合いに熱中していた女子部員どもがいてですね……あれはあれでストレス発散だったんでしょうねえ。>エスクラってなんの略なんですかね?Esクラリネットの略です。Esはドイツ音名でE♭のこと。オーケストラの解説書なんかでは「小クラリネット」と書いてたりもしますけど、吹奏楽ではまず聞きませんね。普通サイズのクラリネットよりちょっと小ぶりで半オクターブ音域が高い、高音専用の楽器です。>吹奏楽の風来坊って感じでいいですね。>実際、こんなアプローチは許されるんです?厳密にはマズイんですけどね。吹奏楽コンクールなんかでは、近年は色々と口やかましくなってまして、課題曲などはかなりルールが厳格になってます。が、もともと「正しい編成」というものがあってないような世界なんで、割合融通は利きますね。「うちの楽団にはこの楽器がない」とか「このパートの人数が半分しかいない」とかの変則的な事態が当たり前なのが学校吹奏楽ですから。鳴るべき楽器が複数あったら、増えたり減ったり別のになったり一部のパートだけダブったり、なんてのもザラです。>>マックスがいない。それなりに立派な演奏だったはずなのに>これほなかなか面白い謎ですね。そうですね。ここまで引っ張ってきたネタを、ちょっと言い換えてみたというか、そんな感じです。今言えるのはそれだけです ^^。>>「『オズの魔法使い』は『星の王子さま』のアメリカ版だよ」>ここはよくわかりませんでした。ええっとですね。「オズの魔法使い(ミュージカルの方)」は序盤で主人公が「虹の彼方に」素敵な場所がある、と夢見ていたのに、色々あって最後は「おうちがいちばん」とオチをつけて終わる話です。一方、「星の王子さま」は乱暴にまとめると、バラとケンカした王子様が、旅の中で自分を見つめ直してまたバラのもとに戻る話です。ともに子供の成長譚であり、旅の話であり、一回り大きくなって、前からあった家族とかマイホームとかを、自身の視点を変えることで新しく見直す、という物語です。いや、わかっています。それを言い出したら、児童文学なんてみんなそうです 笑。でも、映画オタクである父親のユニークな意見の紹介、という形でなんとか体裁が取れないかと思ってこういう描写を入れました。むろん、ここに加津佐家のこれからの変化が暗示されている、という効果も狙いました。まあしかし、一行のセリフにこれだけのことを圧縮するのもあんまりかなと思いますんで、もうちょっとすんなり読める表現にならんものか、考えてみます。というか、ご提案の通り、「青い鳥」にすればおおむね解決するのかな?>謎2。>まあ姉を取り巻く過去の話とかで、ここら辺は明かされそうですね。ええまあ……ここと直接呼応する部分はありませんけれど、家族事情の回収篇はもう少しですね。ひと山越えた辺りで……。>>映画の中のセットみたいな……何かが起こりそうな世界のもののような。>父親から退いてしまった美緒にはそぐわないなあ、とも感じました。>「開きかけた扉が閉じてしまった」的な言い回しのほうがマッチする気がします。これはありがたい感想をいただきましたが……存外ネガティブなシーンに映ってしまってるんでしょうかね? ここは「ちょっと素敵っぽい変化の予感」みたいなイメージを演出したかったところなんですけれど……うーん、どうしよう 笑。とりあえず寝かせます。11/21追記続けてのアドバイス、ありがとうございます。そうですね、映画と小説をいささか強引にくっつけてるところがあるなとは薄々思ってましたが、違和感を感じる方がいらっしゃるとすれば、小説をご存知の方でしょうから、的確なコメントです。父親との件は、ご指摘は全面的に納得できる内容ですので……寝かせたあとで、何らかの修正は思いつくと思います。ご説明感謝します。ボノボの例、そっちの方ですね ^^。それもやはり一種の高級コミュニケーションなのかも知れませんけれど。なんにしても、面と向かって殴り合わずに折り合いをつけるのは、賢いやり方ですよ 笑。
編集済
>ただし、サックス側の方で。
「側」と「方」で意味が被って見えるので、私なら「サックス組」にします。
>法子の去年の先輩たちが来て。
ここも、「去年の先輩」だと違和感あります。
「一つ上の」とか、「去年卒業した」の方が意味が通じやすいかと。
>「不満があったら、ああやって気の済むまでくすぐり合いをするんだそうです。
なるほど。なんかボノボっぽい。
まあ問題が解決するかは謎ですがw
>「俺、ちょっと出てるわ」
微笑ましくて好きw
>だめじゃん。
やはり……w
>エスクラ担当が「若頭」という呼び名になってる。
エスクラってなんの略なんですかね?
クラはわかるとして。
>ほっときゃ勝手に色んなパートの音を拾い吹きしていきそうな、不敵な面で笑う。
吹奏楽の風来坊って感じでいいですね。
実際、こんなアプローチは許されるんです?
>マックスがいない。それなりに立派な演奏だったはずなのに
ほうほう。
これほなかなか面白い謎ですね。これがラストテーマに繫がるんですかね?
>「『オズの魔法使い』は『星の王子さま』のアメリカ版だよ」
ここはよくわかりませんでした。
児童文学(なのかな?)の名作なのはわかりますが、内容や、テーマが似てるとも思えないんですが。何かこういう見方があるんですかね?
>パパがこんなふうに笑ってたのを、ずっとずっと昔に見たような気がする。あれは――いつ頃のことだっけ?
謎2。
まあ姉を取り巻く過去の話とかで、ここら辺は明かされそうですね。
>映画の中のセットみたいな……何かが起こりそうな世界のもののような。
素晴らしい表現を称賛したい半面、父親から退いてしまった美緒にはそぐわないなあ、とも感じました。まあ一瞬というところで調整してるのかもですが、「開きかけた扉が閉じてしまった」的な言い回しのほうがマッチする気がします。
>「ほしいと思ってたものは、すぐそこにある」
そうでしたっけ?
ううむ、ラストがどうだったか覚えてない……それだとむしろ「青い鳥」が近そうな。
>書き出したら夢中になって、鉛筆を置いた時はもう一時を回っていた。でもぜんぜん眠くない。達成感もいつになく大きくて
シナリオ形式の何たるかはよくわかりませんが、ここから締めくくりまでの描写はなかなかいいですね。少女小説ぽくて。
追記:
まず「オズの魔法使い」の感覚の齟齬について、調べてわかりましたよ。
「虹の彼方に」は映画のオリジナルです。原作だといきなり竜巻にふっとばされて旅が始まるので、「遠くへの憧れ」という要素はないんですよ。私は原作の印象が強くて、違和感を感じたわけです。
話的には映画オズから振られてるので、別にそこは問題はないんですが、なまじ「文学の名作」とか、「大人になっても読める」と書いてることで、どちらを指してるのかわからなくなる点は問題かと。映画に絞るべきですね。
最後のネガティブに感じた理由は、ここかと。
>訊かれたわけでもないのに部屋にこもる理由を言って、無理やり話をごまかそうとした。
ここが「父親(家族)から逃げてる」ように読めたので。美緒に戸惑いがあろうことはわかりますが、それをより強く出して「驚きと戸惑いから距離を置いてしまった」風に書けば、違和感がないかもしれません。私なら父親から話を打ち切らせますかね。「こんな時間だ。もう寝なさい」的に。
あ、ボノボの例はくすぐりでなく、アレで……興味があればググっていただければw
作者からの返信
前後編二話続けての多角的なコメント、ありがとうございます!
>ただし、サックス側の方で。
>「側」と「方」で意味が被って見えるので、私なら「サックス組」にします。
おっとこれは細かい日本語センスのご指摘です。なるほど。ご意見を参考に、修正入れておきます。
>>法子の去年の先輩たちが来て。
>ここも、「去年の先輩」だと違和感あります。
おおっと、これまたおっしゃる通り。経歴とかキャラ構成なんかが頭に入ってる状態だと、ついこういう言い方してしまうんですが、確かにいきなり聞くとヘンな言い方に感じられそうです。修正入れておきます。
>なるほど。なんかボノボっぽい。
え、ボノボってそうだったんですか? そう聞くと途端に高級なコミュニケーションテクに見えてしまうんですが w。
この話は何を隠そう、私の中学時代の吹部での実話から取っています。まあケンカしていたわけじゃないんだけれど、なにゆえにか一時期くすぐり合いに熱中していた女子部員どもがいてですね……あれはあれでストレス発散だったんでしょうねえ。
>エスクラってなんの略なんですかね?
Esクラリネットの略です。Esはドイツ音名でE♭のこと。オーケストラの解説書なんかでは「小クラリネット」と書いてたりもしますけど、吹奏楽ではまず聞きませんね。普通サイズのクラリネットよりちょっと小ぶりで半オクターブ音域が高い、高音専用の楽器です。
>吹奏楽の風来坊って感じでいいですね。
>実際、こんなアプローチは許されるんです?
厳密にはマズイんですけどね。吹奏楽コンクールなんかでは、近年は色々と口やかましくなってまして、課題曲などはかなりルールが厳格になってます。が、もともと「正しい編成」というものがあってないような世界なんで、割合融通は利きますね。「うちの楽団にはこの楽器がない」とか「このパートの人数が半分しかいない」とかの変則的な事態が当たり前なのが学校吹奏楽ですから。鳴るべき楽器が複数あったら、増えたり減ったり別のになったり一部のパートだけダブったり、なんてのもザラです。
>>マックスがいない。それなりに立派な演奏だったはずなのに
>これほなかなか面白い謎ですね。
そうですね。ここまで引っ張ってきたネタを、ちょっと言い換えてみたというか、そんな感じです。今言えるのはそれだけです ^^。
>>「『オズの魔法使い』は『星の王子さま』のアメリカ版だよ」
>ここはよくわかりませんでした。
ええっとですね。
「オズの魔法使い(ミュージカルの方)」は序盤で主人公が「虹の彼方に」素敵な場所がある、と夢見ていたのに、色々あって最後は「おうちがいちばん」とオチをつけて終わる話です。一方、「星の王子さま」は乱暴にまとめると、バラとケンカした王子様が、旅の中で自分を見つめ直してまたバラのもとに戻る話です。
ともに子供の成長譚であり、旅の話であり、一回り大きくなって、前からあった家族とかマイホームとかを、自身の視点を変えることで新しく見直す、という物語です。いや、わかっています。それを言い出したら、児童文学なんてみんなそうです 笑。でも、映画オタクである父親のユニークな意見の紹介、という形でなんとか体裁が取れないかと思ってこういう描写を入れました。むろん、ここに加津佐家のこれからの変化が暗示されている、という効果も狙いました。
まあしかし、一行のセリフにこれだけのことを圧縮するのもあんまりかなと思いますんで、もうちょっとすんなり読める表現にならんものか、考えてみます。というか、ご提案の通り、「青い鳥」にすればおおむね解決するのかな?
>謎2。
>まあ姉を取り巻く過去の話とかで、ここら辺は明かされそうですね。
ええまあ……ここと直接呼応する部分はありませんけれど、家族事情の回収篇はもう少しですね。ひと山越えた辺りで……。
>>映画の中のセットみたいな……何かが起こりそうな世界のもののような。
>父親から退いてしまった美緒にはそぐわないなあ、とも感じました。
>「開きかけた扉が閉じてしまった」的な言い回しのほうがマッチする気がします。
これはありがたい感想をいただきましたが……存外ネガティブなシーンに映ってしまってるんでしょうかね? ここは「ちょっと素敵っぽい変化の予感」みたいなイメージを演出したかったところなんですけれど……うーん、どうしよう 笑。とりあえず寝かせます。
11/21追記
続けてのアドバイス、ありがとうございます。
そうですね、映画と小説をいささか強引にくっつけてるところがあるなとは薄々思ってましたが、違和感を感じる方がいらっしゃるとすれば、小説をご存知の方でしょうから、的確なコメントです。
父親との件は、ご指摘は全面的に納得できる内容ですので……寝かせたあとで、何らかの修正は思いつくと思います。ご説明感謝します。
ボノボの例、そっちの方ですね ^^。それもやはり一種の高級コミュニケーションなのかも知れませんけれど。なんにしても、面と向かって殴り合わずに折り合いをつけるのは、賢いやり方ですよ 笑。