応援コメント

「第16話 謎は解けた…んだけれども。」への応援コメント

  • おお、やっと謎が解けましたか。
    ある程度まとめて読んだほうがわかるんだろうな、と数話一気に読んでみた次第です。
    まあ、謎の答え合わせについては、指導の一環だろうとは思っていましたが(そうじゃないとセクハラ案件)まさかそんな特殊能力が^^

    私の場合はエンタメ作品についてはあまり理論的な部分とかは気にならない質なのでそこは全く気にならないです。こういう斜め方向の解決もありだと。

    数話読んで一番感じたのは、登場人物多いな、ということですかね。
    ハレーションゴースト(妖精作戦2、で湾多さんには通じる気がする)のようなキャラクターがワチャワチャと賑やかに場をかき乱すようなシーンをイメージしてるのでは?! と勝手に感じたのですが、ちょっと飽和気味のような…
    ハレーションゴーストでもメインの5人に加えて、南部、和田、ドクトル、深雪姫、宮崎など一気にキャラ増えて混乱した覚えがあるのですが、そういうのを解決するのが、それぞれのキャラを立たせるエピソードだったりセリフだと思うのです。今のところキャラクタの区別がついてなくても通っちゃうという。
    今回は
    ・美緒の首筋問題
    ・貴之の病気
    ・サックスの1年生の悩み
    など、物語的に解決しなくちゃいけない問題が豊富なので、キャラクターの特徴までは筆者としてちょっと仕事しきれないのでは、と思いました。

    キャラクターを区別せずに、筋を追うなら物語的には面白いです。
    ただ、あんまり流して読んでもらいたい部分ではないだろうなあということで。

    いや、毎度好き勝手言って申し訳ない。

    作者からの返信

    三話分総括してのコメント、ありがとうございます!

    貴之のこのヘンな能力については、みなさん突っ込んだ意見を出しかねているという感じなんですが、これは一言でいえば、金管吹きの妄想成就そのものなんですよ。もっと言えば、上達欲だけ強くて、結局上のステージに上がれないままだった、残念な金管吹きの、ですね。
    最低限のアドバイス(というか姿勢矯正?)だけで、みるみる理想的な音を鳴らせるようになる――こんな、指導法なり訓練体系なりがあったなら、どれほどの数の底辺奏者が救われることか。このへん、弦楽器の人にどれだけうまく伝えられてるかはわかりませんけれど、とにかく管楽器って、ロングトーンを出すレベルで、もうどうしようもなく「うまい」と「へた」の差がついてしまう世界で、しかもその差は、一生懸命練習したとか、何百時間取り組んだとか、あんまり関係ないんですね。うまいやつは最初からぽんときれいな音出してしまうんで。
    せめて、努力した分だけきちんと報われる技術体系とかそういうものはないのか、という思いをずっと抱えたままでしたんで、それが今回、「謎のスキル」としてこんな形で出てしまいました。うん、こうやって元をたどってみると、このネタ、物語の根幹から微妙にズレてるな 笑。

    キャラの数につきましては、一つには最初から数を出すことそのものを狙いにしていたところがありますんで、「多いよっ」というツッコミも出るのは当然かと……いや、申し訳ないんですが。
    エピソードのたびごとに少しずつキャラを増やしていくという手もあったんでしょうが、一応は五十人前後が部屋の中にいるのに、しばらくの間にしろ、ほんの数人だけでドラマが進行していくような吹部の話ってありなのか――いや、ないだろう、という結論になってしまいまして w もう最初から読者の記憶力の限界に挑戦するようなキャラの出し方に。
    まあこれは、いったん名前だけ先に並べて、個々のエピソードはこれから、という形にしたせいというのもあります。言い換えると、ご指摘のように、あんまりキャラの区別せずに、多人数でわいわいやっとるなあ、という印象のみ受け取ってもらえたらいい、というのが今の段階のストーリーですので。
    もうしばらく先になっても、なんだかキャラが覚えられない、ということでしたら、それはこのへんの導入で失敗していたということでしょうね。あれもこれも先送りで恐縮ですが、よろしければもう少し読み進めてから、キャラの飽和感がどう変化しているか、改めてお聞かせいただければ幸いです。

    どうぞ今後とも遠慮なく意見をぶつけていただければ。


  • 編集済

    >急に始まった先生の話は、何かズレるようで、でもこの場の説明になってる感じもした。
    なかなかうまい説明です。
    理屈は通ってないけど、的確な気がするw

    >事件の真相
    ふうむ……まあ、いいんじゃないでしょうか。
    何か私の知らない特殊な訓練方法があるのかなと思ってましたが、まさか超能力的な奴が出て来るとはw
    多少反則感はありますが、理屈は通ってると思います。
    誰も美緒に説明しなかった部分も含めて。

    親が声楽というのも、一応伏線になってる気がしますし。
    絶対読めませんけど、こんなんw

    前述した疑問の解決を見ると、

    >金管側が木管に議論負けして現状に至る。
    >慈悲と言ってるので現状は何かを許されてる。
    >でも木管は金管が美緒に何をやってるのか、知らない様子。
    >知ってるのは部長と両陣営だけで、サックスは聞いていない。

    「議論負け」だけ、まだ解明されてない感じですかね。
    「慈悲」は、もめ事が起きたのを許したという意味かも。
    確かに一年の反応を見れば、部で情報共有を躊躇う能力ではあります。
    「知らない様子」については、個別の指導が違うから知らないとして。
    サックスは問題なく解決されましたw

    というか、知らないのは一年と法子だけって感じでしょうかこれ。
    ここら辺、明確な説明ある方がスッキリしていいと思います。


    さて、次から新章だったので、今回問題視していた美緒の問題提起のタイミング(勇希の話からの流れ)について、読み終えた後の感想ですが。
    むーん。まあ私ならですが、ここの勇希エピソードは省きます。
    でもって、次のタイミングとかで、むしろ話を膨らませて新章にしますね。

    先に美緒が話を振ってしまってるので、どうしても不要な前座感が強く、そこそこ尺があるのでストレスに感じます。これがサクッと流れるなら気にしないんですが。

    或いは、美緒の問題提起を、適当な理由をつけて勇希の後にする。
    これでもテンポはましになるはず。前に書いた「部長が後回し宣言をする」よりも効果が見込めそうです。

    作者からの返信


    まさにいただきたかったご意見を複数、ありがとうございます!

    >>事件の真相
    >多少反則感はありますが、理屈は通ってると思います。

    恐縮です。これで「いや、ダメでしょ、これ」とか書かれたらどうしようかなと思ってたんですが w。
    奇想天外にすかっと爽やか……とは程遠いのは仕方ないとして、ついていけないぐらいの屁理屈に映ってるんではないかとの懸念が拭いきれませんでした。……いまでも多少あるんですけどね。

    >「議論負け」だけ、まだ解明されてない感じですかね。
    >というか、知らないのは一年と法子だけって感じでしょうかこれ。

    実は一年前にこういうことがありました、という話は、あんまりはっきりした書き方では出てこないんです。ネタバレっぽい書き方で失礼しますが。
    先輩たち自身が、問題の中身をどう語っていいのかわからない、というのもあるんですが、まあ私の構成が今ひとつピリッとしないまま最後まで行ってしまったせいも、多分にあります。
    断片的に少しずつ明らかにはしてるのですけれど、このへんも個々のネタとしては色々引っ張りすぎてるやも知れません。
    作者としては、そういう問題意識を抱えておりますと、正直に申し上げておきますので……ちょびっとだけ意識していただけると、ありがたいです。どこまでも泥縄なストーリーで申し訳ないです。

    >むーん。まあ私ならですが、ここの勇希エピソードは省きます。
    >或いは、美緒の問題提起を、適当な理由をつけて勇希の後にする。

    おお、なんだか章入れ替えか、中工事ぐらいで実現しそうな改定案ですね。
    そうですね……これはひとつ、前向きに小改訂を考えてみましょうか。
    ここまで具体的なアドバイスを頂いて、聞きっぱなしというわけもいきません ^^。

    書き手本人よりも話の構造をしっかり把握なされたかのようなご意見の数々、このごろでは受け取るのが楽しみにさえなっています。
    ひとまずここまでのご厚意に感謝いたします。
    なにしろ長ったらしさだけは本物な作品ですので、この先は(読み続けていただけるとして)、梶野さんのやりやすいペースでお読みくださればと思います。ひたすらに恐縮しつつ、続きをお楽しみいただければ幸いです。

  •  なんと。そういうことでしたか。
     ついに謎が解けました。わたしは全然推理できませんでしたが汗。
     吹奏楽経験者なら予想できたんでしょうか? 吹奏楽部1日でやめた人間には全く予想できてない展開でした。

     これからどうなっていくのか楽しみに読ませていただきますね。

    作者からの返信

    毎度のコメント、ありがとうございます!

    経験者でも予想はできなかった展開と自負しています。
    というか、経験者であればなお、「こんなアホな」というツッコミの可能性大でしょう 笑。

    こういう感覚を有した人間がいて、しかも中学生の身分で、かつ仲間達の理解に恵まれて、というパターンは、まあそれぞれはありえないことではないにしろ、天文学的な確率の低さになるでしょうね。
    それでも、生まれも才覚にもそれほど恵まれなかった主人公が、ほとんどヤラセのような偶然に恵まれて救国の英雄にのし上がっていく話よりは、まだしも現実性があるのではと勝手に思ってます w。
    正直、ここまでスキルの特殊性を強調するつもりじゃなかったので、ちょっと話が膨らんでいるところがありますけれど、これで折り返し点。この先は小さな山をはさみつつ、クライマックスに向かうはず……です。
    どうぞ最後までよろしくお楽しみください。