応援コメント

第65話 景義、小天狗と話すこと」への応援コメント

  • そうか、戦場で兄を救って一旦戦線離脱するというのは、敵にうしろを見せたことになってしまうんですね、この当時の考え方では。
    現代的に考えれば、技術を持った兵士なら野戦病院に運んで、また前線に立てるように治療すべきだって考えますが。

    うまく立ち回るけれど冷たい男だと見えていた三郎景親、兄の誤解だったのですね。
    感動しました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    兄の命を救った、この保元の景親の行動を考えると、貴族的で、猪武者ではない、彼の性格が見えてきます。


    >現代的に考えれば、技術を持った兵士なら野戦病院に運んで、また前線に立てるように治療すべきだって考えますが。

    なるほど、そうですよね。

    ぜんぜん余談ですが……先の戦争で、工兵だった僕の祖父が大けがをして、命からがら敗走し、フィリピンから日本の病院に送られ、そこで看護婦をしていた少女(祖母)と巡り合った。そんなロマンスの果てに、自分がおります。

    祖父の怪我が癒える前に戦争が終わったので、もう一度、戦地に送られなくて済みました。

    そんなこんなを思いながら……怪我を治して、もう一回、戦地に行けというのは、残酷なことだなぁと、あらためて思うのでした。

    編集済