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2023年7月21日 05:49
そうか、戦場で兄を救って一旦戦線離脱するというのは、敵にうしろを見せたことになってしまうんですね、この当時の考え方では。現代的に考えれば、技術を持った兵士なら野戦病院に運んで、また前線に立てるように治療すべきだって考えますが。うまく立ち回るけれど冷たい男だと見えていた三郎景親、兄の誤解だったのですね。感動しました。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!兄の命を救った、この保元の景親の行動を考えると、貴族的で、猪武者ではない、彼の性格が見えてきます。>現代的に考えれば、技術を持った兵士なら野戦病院に運んで、また前線に立てるように治療すべきだって考えますが。なるほど、そうですよね。ぜんぜん余談ですが……先の戦争で、工兵だった僕の祖父が大けがをして、命からがら敗走し、フィリピンから日本の病院に送られ、そこで看護婦をしていた少女(祖母)と巡り合った。そんなロマンスの果てに、自分がおります。祖父の怪我が癒える前に戦争が終わったので、もう一度、戦地に送られなくて済みました。そんなこんなを思いながら……怪我を治して、もう一回、戦地に行けというのは、残酷なことだなぁと、あらためて思うのでした。
そうか、戦場で兄を救って一旦戦線離脱するというのは、敵にうしろを見せたことになってしまうんですね、この当時の考え方では。
現代的に考えれば、技術を持った兵士なら野戦病院に運んで、また前線に立てるように治療すべきだって考えますが。
うまく立ち回るけれど冷たい男だと見えていた三郎景親、兄の誤解だったのですね。
感動しました。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
兄の命を救った、この保元の景親の行動を考えると、貴族的で、猪武者ではない、彼の性格が見えてきます。
>現代的に考えれば、技術を持った兵士なら野戦病院に運んで、また前線に立てるように治療すべきだって考えますが。
なるほど、そうですよね。
ぜんぜん余談ですが……先の戦争で、工兵だった僕の祖父が大けがをして、命からがら敗走し、フィリピンから日本の病院に送られ、そこで看護婦をしていた少女(祖母)と巡り合った。そんなロマンスの果てに、自分がおります。
祖父の怪我が癒える前に戦争が終わったので、もう一度、戦地に送られなくて済みました。
そんなこんなを思いながら……怪我を治して、もう一回、戦地に行けというのは、残酷なことだなぁと、あらためて思うのでした。