プロローグ1-2
そう...その者の名は,焔
やつは,暴虐の王として人々に恐れられている一国の王である...
そして火産霊が何故こいつを選んだのかは,未知数であるしかし互いに破壊の暴挙として何かが響き合ったのかもしれない...
焔家には,このような言い伝えがある...
焔帝を怒らすな 焔帝を起こすな 焔帝の血を飲むな
これらを守れる者のみ焔帝の力を使う事ができるであろう...これらを守れぬ愚かな者は,焔帝の配下の魔神により身体の内側から燃え尽き消滅するだろう
魔神の首を打とうと思うな精神を乗っ取られ焔帝に捧げられよう...
焔帝,怒らせた者に継ぐ翠帝を探せ,さすれば焔帝を鎮める力汝に纏い焔帝もろとも封印するであろう
その代償とし,汝の命を削るであろう...
「俺様は,こんなもの一ミリたりとも信用していないがな!」
「牙王様何をおっしゃるのですか!貴方様は,この国の王なんですぞ!それなのに焔家に代々伝わる伝承を信じないとは何事ですかな!」
「じぃ,お前やっぱりガミガミオヤジだな」
「貴方様がちゃんとしないからでしょう」
「わかったよ...この伝承を信じるよ...」
神双真天 光の弓道師 珊瑚 @hikari969
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