ヒロインのハードル高すぎない?

ここは学園都市。
すこし普通の街とはちがいます。
どうちがうかというと、悪の秘密結社が怪人を生み出して
人々にイヂワルをしてくるのだ。
悪の秘密結社があれば、正義のヒーローがいるのも道理というもの。
胸キュン戦隊、イケメンジャーである。
自分たちで言っていてこっぱずかしくないのかという心配はご無用。
そういう世界なのである。

披露院桃子はそんな学園都市に転校してきて
初日から怪人に襲われます。
名前からわかるとおり、イケメンジャーのピンク担当になるはずだし、
ヒロインでもあるはずなのだ。
そんなわけで、イケメンジャーたちと出会います。
でも、イケメンに囲まれ、ホワイトは女性でもあり、これって
ヒロインのハードル高すぎじゃない?
きっと読んでいる読者はこの子なら、わたしこそヒロインになるべきだわとか
思うにちがいない。そんなことはないか。
桃子の成長が楽しみである。

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