コレに比べたらナボコフのLolitaは不自由の象徴。
コレぞ2024の日本!
いや、自由過多だよ、どこから生えてきたの?!
あと読んでアイドルや蒼井空の気持ちが少し理解できたかも。
世界的にはLolitaって自由なアメリカらしい小説らしいのですが、日本人基準だとナボコフ遠慮してるwwwっと草生えます。皆不孝になるし、刑務所だし。
シモセカも少しこの作品に似てますが、アレは1983的な要素があって実は凄くお硬い。カッコつけてる!カッコ悪い。
一方でコレは…下ネタを扱う才…地殻を突き抜けた根明…後は最盛期のテレビ超えしたエゲツナイvの世界の影響?
一番は素直に男性が待つ色々な欲求を肯定してる所が凄いかな、疚しさや暗さ、誤魔化しがない。
この作品、控えめに言って下品である。いや、この下ネタの量は一周回って品があるのかもしれないが、とにかく一つ一つのワードに込められた卑猥が凄い。
しかし、不思議なことに卑猥なワードさえ気にしなければ正常な言葉として処理出来るような響きの言葉にされており、筆者のワードセンスに脱帽するしかない。
作品の内容は最近流行りの配信ものなのだが、まあ兎に角言葉が強い。貞操逆転という作品は多々あるが、ここまで強い言葉で脳を揺さぶられる作品は他にはないだろう。
……言葉の話しかしていないが、実のところ内容に卑猥はほとんどなく、本当に真っ当な配信者系のコメディ作品なのだ。だから話自体は素直に面白い。でもワードが強すぎる。
もし私のレビューが良く分からないと思ったら是非当小説を読んでみて欲しい。きっとあなたも私の気持ちを理解してくれるはずだ。