不思議なウサギさんは、子どもの頃の大切な宝物。

大学生の鶴子は、春休みの間、実家で過ごしながら毎日愛犬の散歩に出掛けていた。散歩の途中、川辺に生える一本の桜の木に立ち寄る。そこで座りながら、幼い頃にこの場所で起こった不思議な出来事を思い出すのだった――。

小学生の鶴子が出会ったのは、不思議なウサギさん。このウサギさんの鳴き声や仕草がとっても可愛くて、癒やされます。また、ウサギさんに出会ったのをきっかけに、彼女は奇跡のような不思議な体験をしていきます。

子どもの頃に感じたワクワクするような気持ちを思い出させてくれる、宝物のような物語です。

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