カイコさんが何者なのか、服部くんが共感した心を追いかけていくうちに、薄々と感じていた予感が徐々に肯定されていき、全てが明らかになっていく流れがお見事でした。カイコさんは、やはりこの決断を選ぶのですね……(´;ω;`)
別れの切なさと、人が人を想う温かさが共存した、素晴らしいエピソードでした。このままラスト2話も見届けてきます!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
カイコさんの正体が本作一番の謎だったので、これまで出てきた事象がどんどん繋がっていく感じで判明していけば良いなと思いました。
生まれた経緯を考えたら、この選択はあるべき姿なのでしょうね(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
カイコさんと過ごした時の集大成、深く感じ取っていただけて嬉しいです!
残るという選択肢もあった中で、あえてそちらじゃない方の選択をとったカイコさんの、確固たる思いと、凛とした姿。そして、満開の花火を並んで見上げる4人の後ろ姿が瞼の裏に焼き付いて消えません。
最後のほう、涙が止まりませんでした。
カイコさんは自分の存在意義を自覚し、生まれてきた己の役割をまっとうしたのですね…。
頭でそうわかっていても、やはり別れがつらくて。
服部君の、胸が千切れそうになる感情に共感します。
そしてここでタイトルコールなの、熱すぎる…!
作者からの返信
さかなさん、ラストまでお読みくださり、ありがとうございます!
仰る通り、カイコさんは「神さま」としての役割を果たしましたね。
4人で見た花火は、きっと忘れられないでしょう。
祭りや花火って、わくわくするし楽しいんですが、過ぎてしまうと堪らなく寂しいですよね。
カイコさんと過ごした日々も、最後の願いも、それに似ているかもしれません。
タイトル回収回は力が入りますね!
結末まで見届けていただけて嬉しいです(*´-`)
改めまして、ありがとうございました!!
なんて切なく尊い選択なんでしょう! 誰ですか、『腐』の文字を引っ付けたのは。
ううっ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
弱ったという状況は憂いを帯びますが、一郎さんの生涯に、本当に添い遂げたということですよね。残される者にとっては失くす辛さがありますが、共に逝こうとしている者たちを引き止めるような野暮なことはできません。
花火の残像がいつまでも忘れられないカイコさんの名残りのようでもありました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
腐るどころか、立派な神さまでしたね(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
祈りをかけられたから在ったので、その祈りに応える選択を取りました。一郎さんがいたからこその存在でしたね。
誰もが納得する顛末ではありますが、寂しくなります……
忘れられない思い出は、花火の強い光でそれぞれの中にしっかり焼き付いたはずです。
うおおおおおおうそおおおおおカイコさあああああん!!!!!
神様だったやないですか、ほんとに…
あああうそおまじすか…カイコさん…
けど、そうですよね、このように生まれてしまったからにはこのように終わるのが相応しいのですよね…めちゃくちゃ泣いてます…カイコさんは一郎さんの想いとまた合わさり、次の時代で幸せに生きていく力になるんでしょうね…
カイコさん大好きです…(腐女神なところも)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
紛うことなき神さまでしたね。一郎さんのためだけに存在していた神さまです。
来世ではきっと、一郎さんと絹子さんは巡り会えるはず。
3人とも納得せざるを得ないでしょうけど、寂しくなりますね……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
号泣回でした……( ´;ω;` )
読ませていただきながら、私も三人と同じようにカイコさんに残ってほしいとほんとに思いました。
でもカイコさんの気持ちを思うと……止められませんね。
最後にカイコさんが綺麗な花火が見られて良かったなぁと心から思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
この回が最も情動の振り幅の大きい回だと思います。
カイコさん、こちらに留まってほしかったですよね。゚(゚´ω`゚)゚。
しかし彼女は一郎さんの神さまなので、こうすることは使命だったのでしょう。
みんなで一緒に見た花火、きっと誰の心にも深く刻まれたはずです!
こんにちは。
一郎さんと一緒に来世に行きたい、、誰にも止めることのできない美しい決心だと思いました。本当の絹子さんではありませんでしたが、でも絹子さんと一郎さんの想いが合わさって生まれた存在だったような気がします。花火がひときわ印象的でした。
これほど存在感たっぷりのカイコさん、3人のロス感は深いでしょうね。。。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
本人が納得した上での選択ですもんね。生まれた理由やかけられた願いを思えば、この道を選ぶに足りる理由です。が、寂しいですね……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
大きな花火と共に、みんなの心が共鳴しました。
カイコさん、明るいキャラだっただけに、喪失感も一入だと思います。
カイコさん、そうだったんですね……
寂しいけれど、彼女がそう決めたのなら。きっと大輪の花火をしっかり目に焼き付けて逝かれたのでしょうね。他の3人には消えゆく最期の姿を見せずに逝くのが粋じゃありませんか。
どうか来世では一郎さんと添い遂げられますように。健やかでありますように。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
自分の存在意義を知って、残る選択肢もあった上での決断でした。
一郎さんの願いを聞き届けるのはカイコさんの使命のようなものでしたが、「花火が見たい」は彼女自身の願いでしたね(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
来世はきっと、二人が出会って一緒に過ごす選択肢があるはずです。
拝読しながら、泣いてしまいました……っ!。・゚・(´^`*)・゚・。
別れはとってもつらくて哀しくて、すぐには割り切れないですけれど、カイコさんはもう一度出逢うために進むことを決意したんですもんね……っ!(´A`*)・゚。
どうかどうか、来世で一郎さんと絹子さんが幸せに結ばれますように……っ!。・゚・(´^`*)・゚・。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
綾束さんにはいつも感情を寄せていただいて、作者としてすごく嬉しいなぁと思います(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
できることなら今後も今まで通り一緒にいられたら良かったんですが、本人が納得して選んだことですもんね……
きっと来世では一郎さんと絹子さんはまた出会えるはずです!
そして素晴らしいレビューも、ありがとうございます!!
前作のことやたくさんの見どころを紹介していただけて、感激しました(*⁰▿⁰*)
>「私、一郎さんに、願いをかけられたんだよ。『神さま』だもんでさ」
——許されるならば。来世で、また巡り会えますように。
うぅ~切なさがジンワリ胸に刺さりますね。(;´༎ຶД༎ຶ`)
花火の幕引きと、本作のタイトル上手く回収できましたね。
素晴らしい~。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
引用いただいたところ、密かに気に入っている一節でした!
ちゃんとカイコさんが自覚して納得しているんですよね……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
「共鳴」の概念を一番印象深く描けるものは何かと考えた時に、打ち上げ花火が浮かびました。
クライマックスでタイトル回収、書いていても盛り上がりました!
これはめちゃめちゃ泣けます……(;_;)
カイコさんの存在は、私の胸にもしっかりと刻まれました☆
そして、今作のタイトルの『エンゲージメント』(婚約)って何なんだろうな、と思っていたのですが、こういうことだったのかと感嘆しております☆
今更ながら、タイトルのセンスが素晴らしすぎます!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
心を寄せていただけて嬉しいです。゚(゚´ω`゚)゚。
このラストの花火のシーンで、読んだ方の胸に届けば良いなと思っていたので、すごく嬉しい感想です!
『エンゲージメント』は、契約、約束、そして婚約も、いくつもの意味に取れるように選んだ言葉です。
ビジネス用語としては、「人同士の深い結び付きや信頼関係」を表すみたいです。
満を持してのタイトル回収回でした!
この想いも全部、ちゃんと来世に持っていく。それが、カイコさんの選んだ道なのですね。
切ないですし、できることならまだまだカイコさんを見ていたい。だけど、彼女にとってこれが一番良い選択だったのですよね。
みんなで花火が見たいという言葉に、ウルッときました。きっと、満足して旅立たれたことでしょう。
カイコさん、さよなら。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
自らの存在理由を知り、何のために生まれたのか、何をすべきか、カイコさん自身が納得したんでしょうね。
ほんと、まだまだ一緒にいたいですが……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
みんなで花火を見るというのも、カイコさんの意思でした。最後にそれを叶えることができました。
それぞれの心に深く響く花火だったと思います(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
こんばんは。
ああ、やはりの決断でした。
壁になりたいと言っていたカイコさん。腐った発言ではありましたが、彼女の本質がそうなのだろうと。
壁は雨風から人を守るもの。用が済めば土へ還るもの。人もなしに壁だけが遺るなんてあり得ない、とカイコさんは言うのだろうなと思っていました。
どうにかこの世へ残る手段を、先生や百花さんが提案してくれました。そのことに感謝し、納得づくで去ったカイコさん。
その場に居た三人と同じく、なにを言えようはずもありません。
私も少年に倣い、さようならと胸の中で唱えましょう。
——手向けの花が花火とはこの上なく粋ですね。
カイコさんにお似合いだし、花という名でも花ではないところがまた。
すずめさんの作品は名作ぞろいですが、また珠玉の一作が加わったなと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
自分の存在意義を知ったからこその選択でしたね。
>人もなしに壁だけが遺るなんてあり得ない
おおお、ものすごく言い得て妙です!
壁としての役目を、最後まで果たしたと思います。
百花さんのお店の神棚に来てくれたら、これまでと変わらず楽しく過ごせたかもしれませんが。
他ならぬ本人の意思ですもんね……
皆が納得せざるを得ない顛末ですが、寂しくなります。
すごく光栄なお言葉も、ありがとうございます!
最後は皆で共鳴できたらいいなと、思い付いたのが打ち上げ花火でした。
この3人、誰にとっても忘れられない光景になったはずです。
最後まで使命を全うしたカイコさん、かっこよかったです。
けどカイコさん……寂しくなるなぁ……立派な神様でしたね。
大須というレトロな街を通じて、モノと人との繋がり、運命、モノに込められた想いや記憶なんかを追体験できるこの場を提供してくれたカイコさんには感謝の念しかありません。神様っていなくなった後どこへ行くのかな。……湯屋? は影響受けすぎか(笑)。出雲大社あたり、神様の行き着く先がありそうですね。
花火の音の中で静かに消えていくカイコさんが心の中に刻まれました。多分この瞬間だけ、僕たち読者と樹神先生、服部くん、百花さんは同じ空間にいましたね。リアルのこっちは冬だけど、夏の花火。時空を跨げるのは小説の醍醐味ですね! 僕もカイコさんの「ありがとう」が聞けた気がしました。
何処にかいらっしゃる神様の神様。一人の神様が召されましたので、どうぞよろしくお願いします。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
存在意義をはっきり自覚した時点で、カイコさんが取る選択肢は決まっていたのかもしれません。一郎さんと絹子さんを、来世で出逢わせねばなりませんから。
あの店に長くいたことで、カイコさん自身も多くを経験し、変わっていったことは確かで。腐的なことも含め。成長する神さまでしたね。
思念から始まった魂は、その辺に数多ただよう名もなき他の神さまたちの思念に混じるんじゃないかなぁと思います。『千の風になって』じゃないですけど、案外近くにいてほしい……というのは、私の願望です。
>時空を跨げるのは小説の醍醐味ですね!
そんなふうに感じていただけて嬉しいです!
まさに共鳴ですね。
カイコさんは、他の神さまたちとどう過ごすんでしょうか。その後のことを想像すると、きゅっとなります。。
神という存在は、人々の祈りによって力を得ます。
ここすごく心にひびきました。
そして、最後に花火がみたい。カイコさんの希望に、先生や仲間たちとおなじように、胸が締め付けられます。
カイコさん、さようなら。
わたしも思わず祈っていました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
なぜ自分が存在していたのか。
この国では、信じたところに神が生まれるんですよね。
カイコさんは、一郎さんのしっかり祈りを聞き届けることを選びました。
最後のカイコさんの希望自体が、花火みたいな一瞬の儚さでしたね。
心を寄せていただけて嬉しいです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
表題回。ウルっと来ました。カイコさん準レギュ化して欲しかったけど。。儚くも美しい結末です。
読み終わるの勿体ないな、ロスがやばそう。。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
カイコさんは、託された願いを昇華することを選びました。
だけど四人で一緒に見た花火は、この場の誰にとっても忘れ難いものになったことと思います。
勿体ないと言っていただけて、書き手冥利に尽きます(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)